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ハード氏の移籍問題、あっけなく和解

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川さんのブログ情報で、Oracle OpenWorldの最初の基調講演ライブ放映が、敬老の日の朝9時半からという眠くない時間だと知り、お出掛けタイムリミットぎりぎりまで見ておりました。「ラリー・エリソンがまずばーんと出てくるだろうからとりあえず画面キャプチャとっとこ」と思いきや、サフラ・カッツ社長の後にはHPのアン・リバモア上級副社長が。えー裁判中なのに。そりゃあ長年のパートナーだけど、エリソン氏は「HPがパートナー関係をぶちこわした」って言ってたのになぁ、と思っておりました。

だって、「和解した」という短いリリースをHPが出したのは基調講演翌日、日本時間の21日のことですから。それにしても、あんなに激しい応酬があっても、10日もたたないうちに和解できちゃうんですね。ビジネスの世界ってすごーい。WSJのカーラさんのブログによると、エリソン氏がHPの取締役の1人であるマーク・アンドリーセンに仲介を頼んだそうです。ハード社長がHPの株所有権を放棄したことで、HP側のメンツも立つというところなんでしょうか。

で、ラリーさんが壇上に立ったのは、基調講演が始まってから1時間以上たってからでした。んで、しばらくはアメリカズカップでの優勝の話を嬉しそうにしていて、私はもう出掛けなくちゃならなくて、肝心のExalogicの発表は半分くらいしか視聴できませんでした。

遅刻を気にしつつキャプチャしたラリーさんの画像はせっかくなのでeWEEKの記事のアイコンに使いましたが、素人の私には昨年のExadata+ラリー(下図の左)と、今年のExalogic+ラリー(同右)の区別が付かないのでした(見分けるポイントは、ロゴの位置とラリーさんがちょっこしふくよかになったところ)。
Larry

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