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さらされたのはラリー・ペイジの豪邸

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 GoogleのStreet View撮影ワゴンが家のdrivewayに乗り入れて撮影し、プライバシーを侵害したとして米国で訴訟になっています。その訴訟をめぐってプライバシー保護団体NLPCがGoogle幹部の自宅を突き止めて公開した、という記事を掲載したのですが、記事には具体的に誰の家と書いてないのでこちらで補足。例によってValleywagによると、共同創設者のラリー・ペイジ邸でした。

 いつぞやジョブズの自宅の話を書きましたが、CEOクラスの人の家はどのみち調べればわりと簡単に分かってしまいます。なので、今回のNLPCの「さらしもの」攻撃はあまり効果はないかもしれません。

 ところでdriveway(記事では私道と訳しました)というのはそんなに簡単に乗り入れちゃえるものなんだろうかと原告のご自宅写真を見てみたら、一般道との区別がつきにくい感じでした。

 日本は一戸建てだと一般道から即玄関、という家が多いので、Street Viewの撮影が始まったらちょっと大変そうです。米国の住宅よりブロック塀とか垣根とかで中は見えないようになっているとはいえ、撮影されるのが嫌な人もいますよね。

 マンション住まいの澤でした。

関連リンク
Google幹部の自宅をプライバシー保護団体がさらしものに
Google Mapsに写ったジョブズの愛車(未確認だけど)

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