「なんでこんなのに騙されるの」な嘘メールトップ8
ネットには「こんなのに騙される人っているの?」と思う情報がいろいろ転がっていますが、PCWorldの記事によると、とうてい信じられないような偽メールに多くの人が騙されているようです。同紙が取り上げている「多くの人が騙された8つのクレイジーな嘘メール」を簡単に紹介します。
・盆栽子猫:「猫をビンの中で育てる方法」を解説したチェーンメールが広がり、FBIが捜査に乗り出すまでに。
・一酸化二水素を禁止するための嘆願書:地球温暖化や環境汚染の原因になっている一酸化二水素の禁止を訴えるための嘆願書に署名してほしい、というメールが1990年代後半から出回っているそうです。一酸化二水素というのは、H2O(水)のこと。
・携帯電話の電磁波はポップコーンが作れるほど強力:「実証ビデオ」がYouTubeに投稿されていますが、当然これは偽物。
・ビル・ゲイツからお金がもらえる:Bill and Melinda Gates Foundationに申し込むだけでお金がもらえる、という嘘メール。ゲイツ氏が慈善事業に力を入れていると言っても、誰にでもお金をあげるわけはありません。
・核ミサイル発射ウイルス:2002年、「『LAUNCH NUCLEAR STRIKE NOW』というメールを開いたらソ連に核ミサイルが発射されてしまいます」という警告メールが出回りました。送信元はSymantecとなっていましたが、もちろん偽物です。
・おなじみのナイジェリア詐欺:手を変え品を変え、いろんなパターンが出回っています。
・アンジェリーナ・ジョリーのヌード(ビデオまたは写真):これもまた定番。ブリトニー・スピアーズやパリス・ヒルトンもよく出てきます。この手のスパムにはウイルスやトロイの木馬が含まれているのでご用心。
・「Work」という新種のウイルス:「電子メールでもインターネットでも、同僚からの手渡しでも、work(仕事)を受け取ったら開いてはいけない」。これはいいデマメールですね(笑)。
以上、広瀬でした。
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