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海外記事、ブログ、記事にならない情報について、ITmedia エンタープライズ海外記事担当から一言

またお前は騙されたわけだが

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 というフレーズが頭をよぎった今朝の一コマ。

 事の発端は「MPAA Lobbying for Home Theater Regulations」という記事。「MPAA(米国映画協会)がホームシアター規制に向けてロビー活動を行っており、ホームシアター所有者に50ドルの登録料支払いを義務付けようとしている。違反者はホームシアターで上映した映画1本につき50万ドルの罰金を科される」という内容でした。

 ……ここで怪しいと思った方もいらっしゃるでしょう。実はこれ、嘘ニュースです。この記事を掲載したBBspotは、「テクノロジーと政治の世界を風刺する偽ニュースなどさまざまな記事」を提供しているとうたっています。

 とはいえ、「あの業界ならやりかねない」と思わせる内容に、ボスもわたしも一杯食わされました。diggにも「本当かと思った」というコメントが寄せられています。

 そう言えば先日は「ロイター発:65万台のPS3がリコール」という偽ニュースがdiggに掲載されたという事件もありましたし、情報リテラシーの重要性を改めて感じました。

 ちなみにMPAAは、ホームシアターは規制していませんが、違法コピー対策としてP2Pユーザーを相手取って訴訟を起こしたり啓蒙活動をしています。

 以上、広瀬でした。

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