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開発ツールビジネスの再生に格闘。マーケティングの視点で解説

ソラシティカンファレンスセンターを下見してきた

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自社セミナー、特に100人以上規模で実施するイベントを主催する場合、日程と予算と開催形態に合致する会場を探すのはなかなか骨が折れる。これに加えて最近では、ネット配信の要求があったり、高解像度のPC(特にMac)をプレゼンやデモに用いるスピーカーが増えたりと、別の施設面での要求スペックも上がっている。

そんなわけで、ますます会場探しに苦労するわけだが、一方で、いくつも新しい施設がオープンしている。

今回、4月にオープンするお茶の水駅前のソラシティに、新しいカンファレンスセンターが出来るというので、まだまだ工事中のビルへ下見に行った。

ソラシティは、JR御茶ノ水駅の聖橋方面の出口を出たところ。横断歩道を渡ってすぐだ。千代田線からだと直結になるらしく、千代田線の改札前は現在工事中になっている。

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入り口はご覧の通り。

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広いエントランスを右に折れるとエスカレータがあり、2Fの400名を収容できるホールに通じている。正面が会議室スペース。こちらも140名以上収容可能な部屋がある。

今回利用しようと思っていたのは会議室の方。こちらが一番大きな部屋。

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といっても机がまだ搬入されてなくて、スペース感つかめないと思いますが…

注目していただきたいのは天井からつり下げられたプロジェクターとスクリーン。スクリーンは、基本16:9。最近仕様になっている。最近のPCはたいてい16:9なので、4:3のスクリーンだと、16:9で投影できても小さくなってしまうし、そもそも1024x768ぐらいしか出せないプロジェクターだと、窮屈な画面でデモを行うこととなる。これは、コーディング作業ならまだしも、画面設計を行うことの多いRAD系ツールのデモでは痛い。

もうひとつうれしいのがこちら。

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操作卓のアウトプットだが、スクリーンアウトに対するビデオ出力がある。これを用いればUstreamなんかにも会場のスクリーンと同じ出力を表示できるのではないか!?テストが必要ではあるけれど、期待大だ。

ちなみにソラシティのすぐ向かいには、ニコライ堂がある。2Fのホールスペースにあるテラスルームからは、このニコライ堂がよく見える。

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このスペースは、懇親会などに使えるそうだが、夜になるとニコライ堂はそれほどライトアップされているわけではなく、ちょっと残念なのだそうだ。

今回、会場設備、日程その他もろもろいずれも申し分なく、4月23日に実施する予定の次回デベロッパーキャンプの会場として予約させてもらった。

次回のデベロッパーキャンプは、いよいよDelphiでiOS向け開発ということで、新しい設備のカンファレンスセンターでの盛り上がりを期待したい。

おまけ:
実をいうと同じ場所を昨年の春に撮影している。聖橋の上から神田川と丸ノ内線、JRの交差を写したものなのだが、この写真をCodeZineの記事「C++Builder XE2 + FireMonkeyで「アハ」なアプリを作ってみる」で使っていた。ソラシティ、まだ低いですな。

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