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開発ツールビジネスの再生に格闘。マーケティングの視点で解説

Webミーティング活用中

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最近、Webミーティングを積極的に活用しています。

本社で実施する世界各国向けの社内会議や、新製品のプレビュー、各種研修、それからフィールドテスターミーティングやパートナーとの遠隔地会議などでも利用しています。以前、世界的に導入したマーケティングツールを使用するために、「まず本社に集結して研修を受けなさい」みたいな指示がありましたが、お金も時間もかかりナンセンス。Webミーティングを使えば、「明日やるから、すぐに使って!」と言えます。

遠隔地でのミーティングは、電話会議(いわゆるテレカン)というのが一般的で、アメリカ人はこれが結構好きです。でも、延々と電話で話を聞いているとそのうち集中力も途切れますし、結局要点はなんだったのか、何を決めて何がTODOなのかどうもよく分からず、みんなでうまくいったように錯覚して終わりということがよくあります。Webミーティングですと、とりあえず共有する画面がありますから、説明する側、議題を提出する側も、ちゃんと準備しますし、聞き手もポイントを理解してヒアリングできて楽です。

もうひとつよいのは、どこからでも参加できるということですね。本社主催の会議などでは、えらい早朝や深夜になることもよくあります。会社で参加は、遠距離通勤者には酷ですから、自宅から手軽に参加はありがたいです。

しかしWebミーティングといえども、顔を突き合わせての会議ほど距離感が近くないので、言いっぱなしで、反応が読めない不安はあります。現在使っているシステムだと、「賛成!」とか「拍手!」とか「スマイル!」といったアイコンがありますので、これを使って参加者はリアクションを表現できます。この種の会議を頻繁に利用している人はまだ少ないので、最初にリアクションの練習をしておくと、よいレスポンスが得られて会話がはずみます。

さて、こうしたシステムを使ったイベントとしては、最近では、Delphi/C++Builderの次期バージョン「Tiburon」のフィールドテスターミーティングがありました。本社勤務のスタッフも参加したため、時間が遅かったり早かったりと、通常の時間帯ではなかったのですが、2回合計で多くの方に参加いただきました。次のイベントは、エンバカデロとの合併に関して、両社のCEOが語るライブチャットです。こちらは、主にアメリカ・ヨーロッパを対象にしているので、日本時間だと深夜2時です。ちょっと厳しいかな。でも、CEOの生の声で、今後の戦略・方針を語りますよ。

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