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開発ツールビジネスの再生に格闘。マーケティングの視点で解説

コミュニケーションにビジュアルも大事

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先週ばたばたと発表を行い、一段落、とはいかないのが、悲しいところ。次の活動に向けての準備を急がなければなりません。とはいえ、花火を打ち上げたら、はいおしまい、ではなく、しかるべきところにちゃんと報告するなどして、社内的にも次につなげる活動をしておくことも重要です。この辺、終わっちゃったからもういいや、とか、結果は見てのとおり、のような消極的な態度でいると、海の向こうとのコミュニケーションにはマイナスです。

今回の3rdRailに関するアライアンスの発表は、日本発のワールドワイドの発表として取り扱ったため、本社のPRや法務も巻き込んで、何度もレビューしたり、ガラガラポンしたりと、多くの人がかかわりました。彼らにとっても日本での反響は気になるところなので、そのレポートは大事です。

発表結果の第一報は、これだけオンラインニュースで取り上げられたよ、という情報です。今は、翻訳ソフトがあるので、日本語の記事を特に翻訳することなく送ってしまえばOK。でも、発表会の写真であるとか、使用したプレゼンの重要なショットとか、視覚に訴えるもので臨場感を伝えるのも忘れてはいけません。自分たちも、彼らの活動結果の文字だけの情報より、写真とかプレゼン資料とか、そういうものをもらいたいですからね。

こういう活動は、今後何かあったときに前提の話をしなくても日本について理解してもらえる、その中で自分がどのような役割を担当しているかを理解してもらえる、という点でも大変重要です。突然海外の知らない社員から「困った、対応してくれ!」とメールが来ても、前提も分からなければ顔も知らないでは、なんと返事していいやら、になるわけです。

こうしたコミュニケーションの素地は、社内、社外を問わず大事だと思います。一度顔を合わせておくと話がはやい、メールだけじゃなくて電話で一言、なんてよく言われることですよね。エンジニアは、メールで十分と考えがちだし、営業は、数字以外本社は興味ないだろうなんて思い込みがちですが、実は顔が利くのはどの世界でも一緒だと思います。

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