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開発ツールビジネスの再生に格闘。マーケティングの視点で解説

MySQLとBEA、2つの買収ニュースにCodeGearでもちょっとざわめき

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出張でミーティング漬けになっていると、世の中のニュースに疎くなっているものです。2つの買収関連ニュースについては、真剣にミーティングに参加しないでネットニュースをウォッチしていたシンガポールの同僚から聞きました。

こういうときは、必ず買収金額についてあれやこれやと外野の意見が出るのですが、そもそも、自らを売りに出していたボーランドの開発ツール部門としては、あまりひとごとではないわな、と感じるところ。しかし、CodeGearは、一連の売却云々の方針から、自分たちのビジネスをしっかり軌道に乗せるという方向へ転換していますので、2年ぐらい前とは状況が違うのかなと思います。

買収・売却といった話題では、買う側、買われる側の視点というのが、よく語られます。でも純粋に売却される技術という観点も重要で、それをうまく昇華させて、あたらしいビジネス環境の中で発展させていくことは、なかなか難しいことです。

基礎技術や製品全体の中で活用される一部の技術ならまだしも、製品としてしっかり市場に根ざしてきた製品技術を、うまく統合して活かしていくには、相当のビジョンと同時に現状掌握力、そして腕力が必要だと思います。結局技術も人ですから、その人の心をつかむ力がないと、完成体の技術と顧客名簿を入手して終わり、になってしまうことが多いのでしょう。

MySQLとBEA WebLogicは、CodeGearのツールからもサポートしているなど、重要なパートナーでもあります(MySQLのマーケティングVP Zack Urlocker氏は、元Delphiプロダクトマネージャ/プロダクトマーケティングVP。彼のボーランド時代の勇姿は、こちらで見られます)。そういう意味でも、有意義な買収へと発展してもらいたいと思います。

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