「めだか」がはやっているらしい
ブログのプロフィールに書いたからかも知れないけど、「私もめだか飼い始めました」と声をかけられることが多くなった。それから、テレビのトーク番組なんかでも、最近よく、「めだかを飼っています」という話をする芸能人を見かける。
めだかは、はやっているのか?めだかは、大掛かりな装置もいらず、2、3日えさをあげなくても大丈夫なので、手軽に飼える。仕事に忙しい人にはうってつけのペットのようだ。しかし、そんな手軽さからか、どうもはやっているのかどうか、見えにくい。
ペットショップの店員の話によると、「たしかによく出ますけど、えさ用にまとめ買いされる方もいるんですよね」おー、なんてことだ。めだかはえさか?そういえば、うちのめだかと同居している「ミナミヌマエビ」も、キロいくらで売られてるしなぁ。
めだかがはやっているだろう兆候のひとつに、めだか専門店が非常に品薄であることがあげられる。めだか専門店とはなにか?めだかは、縁日のめだかすくいに登場する緋めだかや、田んぼにいる黒めだかだけでなく、青めだか、白めだか、ほっぺたがピンク色で透明系のさくらめだかなど、色素の違いにより、いろいろな種類がある。元は一緒なんだけど、色素異常を繁殖させて、たくさんの種類がいるらしい。ということで、めずらしい種類のめだかを入手できる専門店があるのだ。
めだかは非常に繁殖力があるのだけれど、やはり出荷できるようになるまで育てるには、それなりに時間がかかる。需要に供給が追いつかず、常に品薄のようだ。
ちなみに、めだかの産卵は、日照時間と気温が関係しており、水温15℃以上、日長13時間以上が、最低条件だ。ということで、自然界では、もう産卵の季節は終わっているが、室内でライトを当てて人工的に日照時間を延ばし、暖かい環境を作ってやると、今でも産卵する。
こちらは、きのう生まれためだか。まだ大きさは、わずか数ミリなので識別不能なのだが、多分、さくらめだかの子供だと思う。
めだかは、生まれて数日は、おなかにかかえた卵黄の栄養分で生きられるのでえさは不要。大きくなっても、残業帰りに、えさを与えて憩いのひと時をすごそうなんてのは、めだかの健康によろしくないので、そういうときはがまんして、朝だけにしましょう。