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開発ツールビジネスの再生に格闘。マーケティングの視点で解説

メールニュースの配信は何時がいい?

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ちょっと今回は軽めの話題を。もはやマーケティング活動の定番となった、メールニュース(あるいはメルマガ、eDMともいいますね)のおはなしです。

本日、ボーランドからのメールニュース 7月号が配信されました。このメールニュースは、本家ボーランド側のマーケティングが作成して配信していますが、DevCo(ボーランドの開発ツール事業を引き継ぐ新会社の仮称)からも、「BDN日本語サイトオープンしましたー」という案内を追加してもらいました。

5月と6月は、デベロッパーキャンプや製品のアップデート情報など、DevCoネタがいっぱいありましたので、私が作成、配信を担当しました。その際、これまで経験的に深夜配信としていたのを、原稿が出来上がったのがちょうど昼だったという理由で、正午頃からの配信に変更してみました。メールニュースのレスポンスは期待値を上回り、「う~ん、文章がよかったのかな」なんて自画自賛してたのですが、むしろ配信時間が関係あるのかなと、考えてみました。

メールニュースのたぐいは、とにかく読んでもらわないと始まらないのですが、一度読み捨てられてしまうと、ほとんどもう一回開かれることは期待できません。紙のDMが最低数週間の賞味期限なのに対し、メールは数日なんていわれています。そこで、深夜に配信しておいて、朝メールをチェックするときに最初に目にとまるようにしておこう、というのが深夜配信の極意でした。

でも、自分の行動パターンを振り返ってみると、最近深夜配信のメールが増えて、とりあえずほかっといて、そのままにしていることが多いなと気付きました。海外のジャンクメールが深夜に多いのも、朝のメールチェックの行動パターンを変えているのかもしれません。つまり、読むより「とりあえず整理」なのです。当然プライオリティの低いDM的なメールは、とりあえず整理するだけになり、仕事に没頭するうちにどうでもいい分類に押しやられていきます。

一方、仕事中に来るメールは、画面の右下にちょろっとタイトルなんかが出て、一瞬目が行きます。朝の「とりあえず整理」とは違うモードで、仕事が一段落したときに確認してみたり、整理したりというアクションをとっているようです。

う~ん、ひょっとすると深夜の法則はもう崩れていて、トレンドは日中配信なんじゃないの?と、従来の深夜配信を準備していたボーランドのマーケティングスタッフに、日中配信を提案してみました。さて、結果はどうでしょうか。

もちろん、コンテンツが重要なのはいうまでもありません。読者が知りたい情報を提供することはもちろんですが、思わず読んでしまうようなひとことを加えることも大事です。

実は私が担当した数回のうちに、「あとがき」を復活させました。以前はそのときどきのネタを、マーケティングスタッフが書いていたものです。今回、最初のドラフト原稿がまわってきたときに「あとがき書かないの?」と聞いたら、言い出しっぺの法則で自分で書くことになってしまいました。1分ほどで、なんてことないあとがきを執筆。くだらなくてすみません。

追伸:
さて、こちらのメール配信の結果ですが、マーケティングスタッフから1週間経った時点での報告を聞きました。結果は予想以上のレスポンス。しかし、初めから分かっていたことですが、これが日中配信によるものなのか、コンテンツによるものなのかは判別できません。本当に実験したいなら、セグメントが偏らないように読者リストを二等分して、同じコンテンツを深夜と日中のそれぞれで配信してみなくては。

まあ、そこまでしなくてもレスポンスがよかったから結果オーライ。特にアクセスが多かったのは、Caliber DefineITという要件開発の新製品の発表。この製品については、インタビュー記事を執筆してBDNに掲載して貢献してるし、メール配信時間のアドバイスと足して2で割っても、本家ボーランドのマーケティングからコンサル料いただけないかしらん。

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