階段に消費カロリーが書かれているだけで登るようになるなんて!
なぜ私が毎日階段を登っているかというと、運動しようとしているのにまとまった時間が全くとれないからだ。私は楽しいことが好きなのでこういう地道な運動は嫌いだ(笑)
しかし、本来やりたかったお母さんサッカークラブを作って息子がサッカーをしている同じ時間にサッカーをする、というもくろみはなかなか実現できていない。出来ていないことをぐだぐだ考えるより、手っ取り早く出来ることから始める方が私の性にあっているので。
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今期に入って、朝と昼の1日2回、オフィスの階段を登ることにしました。
これだけで健康になるとは全く思っていませんが、様々な事情で運動から少々遠ざかってしまった今の私には出来ることからやるしかありません。
もっとも昨日はクロスカントリースキーヤー&マウンテンバイカーの恩田さんとお昼に行き、うっかりエレベーターを使いましたが、今のところ朝は毎日のぼっています。(恩田さんに「僕のせいですか?」といきなり突っ込まれました^^;)
さて、駅の階段だって登ったほうがよいことはわかっていますし、オフィスの階段を7Fまでかけあがることを思えばずっと楽です。
にもかかわらずなんとなく面倒で、私はエスカレータに今まで乗っていました。
スキーオリエンティアの堀江さんと一緒に出かけるときは引きずられるように階段ですが。(こちらは本当に彼のお陰です)
ところが、先日、浅草線の五反田駅からJRに乗り換えるために地上に出ようとしてびっくり!
いつからそうなったのかわかりませんが、浅草線の五反田駅から地上に出る一段一段の階段にシールが貼ってあります。
こんな感じです。
いや~ぁ、俄然登る気になりました。
一歩登ると0.1Kcal消費。全部登ると4.7Kcal。
不思議ですね。何も条件は変わらないのに、そしてたったの4.7Kcalなのにこうやって数値化されたことで俄然やる気が出るものです。
先週私は全体会議で「大きな目標を達成するのが上手い人は、例外なく、今すぐ実行できる小さなタスクに落とすのが上手な人です。」と言いました。覚えていますか?(覚えていない人は先週のメールを見ましょう)
ここにいる恩田さんもそれが上手だから、オリンピックに3度も出られたのでしょうね。1日の練習ですぐさまオリンピックに行ける成果が出ることはありませんが、それを継続して行うこと以外オリンピックに行けることもない、ことを知っており、実践なさっています。
さて、タスクを小さくすることの大事さは先週言いましたが、階段に数値を貼るという、見える化(わかりやすく)することで、小さくしたタスクを継続して実行できるようになるものです。
なぜでしょう?
それは達成感があるからです。
自分に理解しやすい形で行動を計量化出来ると達成感は生まれるものです。
ビジネスで数値目標を作るのも、そういうことです。
数値の目標は売上や粗利というPLに出てくることばかりではありません。
営業なら例えば、顧客訪問回数だったり、制作なら、例えばどれだけ多くの翻訳者に仕事を依頼したかその数だったり。
アークコミュニケーションズでは「プロセスガイドライン」として私たちが仕事をするうえで、重要と思われる要素を計量化またはステータス化して目標値を定めようとしています。
営業系の仕事から着手しましたが、様々な職種で目標がわかりやすいように設定していきたいと思っています。
皆さんも、ぜひ五反田駅の階段のように、わかりやすい目標をたてて計量化し、見えるようにして、日々の仕事の中で達成して、成果に結び付けてください。
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3日坊主の天才としてはこの階段登りが永遠に続くとは思っていない。一刻も早くまとまって運動する機会を確保せねば。
目的は、楽しく運動をして、ストレス解消し、心身ともに健康になることで、階段登りを続けることではないので。