スーツは戦闘服：クールビズの中、この夏もスーツを着る？
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社会人になってから、ほとんどスーツである。
きっかけはささいなことで、「仕事の出来る女はスーツを着ているものだよ」と先輩が言ったからだ。先輩の個人的好みだったと思うが（笑）、なんたって25年も前のことで、まだ女性はお茶くみ扱いされていた時代。
ましてや新入社員で仕事が出来ない私は、せめて見かけだけでも仕事が出来るように、素直に受け止めた。
それでも、若いころはツーピースやワンピースを着ていたこともあると思うが、現在の私はビジネスの場でスーツ以外を着ることは皆無だ。
スーツは戦闘服でもあり、私にとっては疑問を挟む余地のないものであった。
ところが、１０年以上前から、ビジネス界でも服装のカジュアル化が進み、従来はスーツしか着なかったような業種でも変わってきた。「ファッション」の観点からは明らかに脱スーツだ。
自由な社風の象徴、クリエイティブ性の表現として、わざとスーツを着ない人だって増えている。
会社を興した時も、ベンチャーらしく脱スーツかな？と思わないでもなかったのだが、周りがスーツをほとんど着ていなかったので、逆にスーツにこだわってみた。
何よりも私はファッションのことを考えるのが面倒くさいので、上下同じ組合わせで行けるスーツは大変助かる。（男性の背広感覚である？）
よって、他人がスーツ以外を着ていると、えらいなぁ、おしゃれだなぁと思うことが多い。オルタナティブブロガーも、背広派は少ない。
さて、この夏は、節電、クールビズ推奨である。
沖縄でもないのに、わざわざかりゆしを推奨するクールビズもどうかとは思うが、スーツ派はかなり部が悪そうだ。
まっ、上着を脱げばよいや、とスーツで通そうと思っているのだが、この夏、趣旨替えした方いますか？