買わずに使いたくないというのも失礼なので、iPhoneを買ってはみましたが、あまのじゃくなもんで、私には向かないみたいです。
新しい物に飛びついて物を買っていた世代だ。
その経験のお陰で、自分に向くものとそうでないものが、最近買う前からわかるようになった。
周りにはiPhoneユーザーが続々。皆「いいよ」と言う。
でも、私には向かないだろうなぁと思って、買わなかった。
でも、食わず嫌いというのも失礼だと思ったし、やっぱりとりあえず買ってみる世代なので(苦笑)、遅まきながら買ってみた。
そして、使ってみた。
うん、やっぱり向かないみたい。
便利だと思う。
買おうと思った一番の理由は、息子が入院して24時間看護しなければいけなくなった時、パソコンを開ける環境が病室でとれなかったからだ。
iPhoneなら隙間時間にメールが読めるし。
さて、その期待は裏切らなかった。裏切らなかったのだけど便利だという気持ちにはなれなかった。
隙間隙間にメールを読めることが落ち着かないのだ。
当初電車の中で利用しようと思っていたが、それもしなくなった。というのも、メールの返答を夢中になって書いていて電車を乗り過ごすことが4,5回続いたからだ。(私だけ?)
自分が使わないと、電車に乗っている人が携帯電話を操作しているのを見て違和感を感じるようになる。あぁ、私はデジタルデバイド側にまわっちゃったのかなあ?
携帯電話のメーカーに勤めていたこともあり、携帯電話は早くから(030の頃から)使っていた。
iモードにもいち早く飛びつき、「大里さんって、いつも携帯電話をさわっているね。携帯電話の奴隷だね」と言われていたくらいだったのに、変われば変わるもんだ。
いや、正確に言うと、みんなが持っているのが気に入らないのだと思う(苦笑)
人と違うことがしたいのだ。
ということで、私のiPhoneはたまにメールを見るだけの大変高いおもちゃと化している。