名刺の主人?奴隷?
名刺を切らしたことなど今までなかったのだけど、ちょうどアークコミュニケーションズのCIを変更しようと思っていたので、油断をしてしまった。名刺がないのに大事な会合が3連ちゃん。
ひとつ目:友人の送別会
(行く前の心づもり)
名刺が足りないのはわかっているけど、見知った人もそれなりにいるアットホームな会合だからなんとかなるだろう。あいにく名刺を切らしてしまったのですが・・・って言えばよいや。会の最後のほうで名刺が足りなくなるなんてよくある話だ。
(参加している時の気持ち)
名刺の残りの数を考えながら、名刺交換をするのはなんだかとっても落ち着かない。ええい、足りなきゃ足りないでよいから片っぱしから配ってしまえ。5人分ほど足りなくなってしまったけど、まぁよしとしよう。問題は・・・どの人に名刺を渡していないのかいまいち自信がなくなってしまった。
ふたつ目:友人の結婚披露宴の2次会
(行く前の心づもり)
名刺が全然ないから、インスタントでも作ろうか・・・でも、そんなちゃちな名刺をもってもねぇ。そもそもこういう席だから名刺交換するのも無粋だよね。新婦は25歳で若いし、全然知らない人といきなり名刺交換をするようなこともないだろう。いざとなったら、前回と同じように、「名刺を切らしってしまったのですが後で送付しますので名刺をください」と言おう。
(参加している時の気持ち)
名刺が全然ないのってなんだか心細い。。。そう言う時に限って知人が見つかって、色々な人を紹介してくれそう。あぁ、名刺交換をしたいなぁ。自分が名刺を持っているとたとえ相手が名刺をくれなくても名刺を差し出せるのに、自分が持っていないとどうして積極的に挨拶をしにくいのだろう・・・ぐすん。そして・・やっぱりこういう席でもみんな名刺をもっているんだなぁ。結局5人ほどしか名刺をもらえなかった。
三つ目:知人からの勉強会のお誘い
(行く前の心づもり)
前回の失敗はこりごりだ。こうなったら、ないよりまし、関連会社の名刺を配ろう。後で名刺を送付しますと言えばすむはず。そうしたら積極的に名刺交換するだろう。
(参加している時の気持ち)
「本業の名刺じゃないんです」といちいち言い訳をするのも何か変。あぁ、しっくりこないなぁ。
名刺がないだけでこんなにそわそわするというのも情けない話だ。しかし、名刺交換は営業の基本。名刺がないとビジネスチャンスをみすみす逃しているような気持ちになる。(事実このようなインフォーマルな会合での名刺交換をきっかけにビジネスにつながったことは何度もある)
でも、これって私が名刺の奴隷ってことかなぁ。