研修の効果を持続させるちょっとした方法

久しぶりに研修を受けた。それも2日連続で。それも英語で。
最後にそんな研修を受けたのは・・・留学以来だから、え～、もう15年以上前？！
あまりに久しぶりだったので脳の回線がショートしてしまった（笑）
ちなみにテーマはGlobal Leadership。
InspiringでSelf Awarenessを高めた、有意義な研修だった。

さて、私は講師を生業としている方々に会うことが多い。
カリスマ講師においてすら起こる共通の悩みは・・・

研修中に受講者が得た「気づき」が研修後にあまり持続しないことだ。

「僕はね、僕の研修を通して、受講者全員の目からうろこを落とす自信はあるん
だよ。ただ、あんなにきらきら輝いていた受講生に１週間後に会うとなんだか随
分トーンダウンしている。さらに１か月後に会うと、たいそうバツが悪そうな顔
をしている。あの研修を受けた時の自分が偽物で、今の自分が本物なんですよと。
そんなことは決してないのにねぇ。」

最近20歳前後の学生に対して講師をする機会も多いのだが、「彼らのはちきれん
ばかりのエネルギーが是非、クラスの後にも続きますように」と祈らずにはいら
れない。

さて、そういう悩みをシステマチックに解決しようという試みがあった。
自分の目標を設定するセッションがあったのだが、「大事なことはこの時間で
自分の目標を設定することではありません。3人でグループを作って、お互いの
目標を確認するためのアポをとることです」

なるほど～。講師がフォローアップをしようとすると1対多だから現実味がない
けど、こうやって受講生同志をグルーピングして、チェック機能をもたせるのは
いいアイディアだなぁ。

次回自分が講師をすることがあったら、早速試してみよう。
でも、まずはゴール設定の宿題をやることからか（笑）