成功している社長のケチ感覚
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私の尊敬する社長のほとんどはケチだ。そして、私はそのケチ感覚を見習いたいと思う。
着く時間は同じだとエコノミークラスしか乗らない社長。
機能に何の問題もないと今でも軽自動車に乗っている社長。
新幹線のチケットはディスカウントストアでしか買ったことがないという社長。
彼らは皆、お金に対する見返りにシビアだ。
しかし、こういう社長は、実は社員以外からはケチに見えていなかったりする。
それは、コストと投資をしっかり区別しているからだ。
投資と思うと、いきなり気前よく使う。つぎ込む額も半端でない。
(そのかわり投資が回収できないと思った時の撤退の判断も早い)
社長が目の前にある事象を「コスト」と捉えているのか「投資」と捉えているのか、他人にはわかりづらいので、「なぜ普段はこんなに気前の良い人が、こんなことにケチなんだろう」と評価されたりする。(同じ事象でも時には「投資」になったり「コスト」になったりするから、ますます見ている側は混乱する)
同じお金を払う行為でも、それが「コスト」でしかありえないのか、「投資」につながりうるものなのか、その判断能力を研ぎ澄ましたいなぁと強く思った日であった。
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