異業種から学ぶ
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異なる業界の話は参考になる。SI業界の問題意識を共有するフォーラムに参加したのだが、建設業界に詳しい方が、SI業界と共通と思われる建設業界の問題点を説明して、その方向性を示唆した。
ゼネコンと工務店の下請け構造を、大手SIerとソフトウェアハウスの請負と比較したり、建設業界から見た不動産の証券化の脅威をSI業界から見たサービスプロバイダーへの脅威と比較したり。なるほど~と膝を打つことが多い。
天才コンサルタントなら話は別だが、一から自分で解決策を考え付くのは難しい。
他業種におけるトレンド・成功事例が応用出来ないか考えるほうがはるかに簡単だ。
私は新しい事業を始める時、その業界の勉強そのものより、今自分がいる業界に新しい業界へ応用できるモノがないのか考える。そうすると、業界の常識を破る新しい方法を編み出せることが多いから。もっとも、新しい方法は、常識破りなので、実行するのは大変なんだけどね。
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