オルタナティブ・ブログ > Mostly Harmless >

IT技術についてのトレンドや、ベンダーの戦略についての考察などを書いていきます。

Google AppsのOffice互換機能はMicrosoftに打撃を与えるか?

»

先週はGoole最大の開発者イベントであるI/Oが開催されていましたが、その中でこの記事に目が止まりました。

[速報]Google Appsで、Word/Excel/PowerPointファイルを変換せずそのまま編集、保存可能に。Google Driveは容量無制限へ。Google I/O 2014

以前のエントリで、MicrosoftはOfficeの多プラットフォーム対応を進めていくのでは無いか、ということを書きました。Windowsを使いたくなくても、Officeを使いたい人は多いと思いますので、今後はMicrosoftにとって重要な技術であると考えられるからです。Microsoftも

ここまで差が出る!? Office 365 と Google Apps との比較

とまあ、敵意剥き出しです。(笑)

Office互換のソフトはかなり昔からあるのですが、いまひとつ盛り上がらないのは、やはり互換性が完全では無いからでしょう。特にExcelのマクロやPowerPointのアニメーションなどはハードルが高いように思います。なにしろ、Microsoftが出しているMac版のOfficeですら、少し前までは表示が乱れるといった問題があったくらい、互換性をとるのは難しいのです。やはり業務に使うのであれば、「高い」互換性では駄目で、「完全な」互換性が求められるでしょう。

そこへこの記事です。Googleが本気で取り組むとなると、Microsoftもうかうかしていられないのでは?と思ったのです。

しかし、他の記事も調べてみると、2年前に買収したQuick Officeの機能をビルトインしたもののようです。

Google I/O:ドライブがQuickoffice統合でネーティブOffice互換に、暗号化もサポート

Google DriveにQuick Officeを統合というアプローチ自体は面白いです。互換ソフトでOfficeファイルをいちいち開いて編集するのでは無く、ネイティブモードで開くことができれば、利便性は増すでしょう。しかし問題は、やはり互換性です。

Quick Officeは結構古くからあるOffice互換ソフトで、昔は確か携帯電話やPDAでOfficeファイルを閲覧するためのビューアーを開発していたと思います。しかし、当時はお世辞にも互換性が高いとは思えませんでした。

現在のQuick Officeを見ていないのでなんとも言えませんが、仮に互換性がそれほど高くないとすると、Microsoftにとっての脅威とはまだならないのかな、と思います。いずれにせよ、サービスが開始されれば、ちょっと見てみたいとは思います。

Comment(1)

コメント

Office 2013 で、アニメーションやドローイングを快適にご利用いただくには、Microsoft DirectX 10、64 MB のビデオ メモリそ推奨しています。Office 2007 以上をすでにご利用いただいている場合には、このグラフィックスが搭載されていますが、推奨グラフィックスが搭載されていない場合でも、Office 2013 をご利用いただくことは可能です。

コメントを投稿する