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TechEd間近になって思い出すこと

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「のっけからマイクロソフトの話かよ」とお叱りをうけるかもしれませんが、ご容赦を。

来週はTechEd(テックエド)というイベントを「横浜みなとみらい」の「パシフィコ横浜」にて開催することになっております。最近は3,000名以上のソフトウェア開発者の方々をお迎えできる体制をとってきていますが、今年は7月中旬には既に満員御礼にて札止めということで催す側としても、少しの驚きとともにありがたいやら恐れ多いやら....NETも発表から5年、環境が提供されて4年ということでずいぶんこなれてきて、開発ツール、データベース、.NET Frameworkもバージョンが一斉にあがるので興味を持っていただけている様子です。

2000年当時はWindowsで3階層のシステム構築をということでWindows DNAなんてことを一生懸命に啓蒙していて、構想としてNext Generation Windows Servicesと呼ばれていたものがあるにはあったんですが、確か日本のTechEdのほんとに直前に突然.NETの発表が出されたときは社員でありながら「えっ、何?どっとねっと?」ってびっくりして、慌ててTechEdとは別に説明会を催したことことを覚えています。それが今やよく育ってくれたもんだと(確かにまだまだ育ちきってはいませんけど)。

株式公開企業でIRに関係している仕事をされているとお分かりでしょうが、株価にインパクトを与える可能性を含んだ発表がある場合、海外子会社には例えその国のユーザーに影響のあるものであっても事前に情報が届けられることもないので、社員ながら驚かされることも結構ありましたね、Windows DNAも「え?何で遺伝子?...」って感じで。さすがに最近は大きな買収話は例外ですが、テクノロジーについてはロードマップを早め早めに公開するようになったのでここで驚かされることはあまりなくなりました。ただテクノロジーや製品の名前についてはいまだに驚かされることには慣れておりませんが....

TechEdでは残念ながらここ2,3日で旬の話題となったWindows Vista™についてはあまり出ないと思いますが、これについては9月に米国で開催されますPDC(Professional Developers Conference)にていろいろと出てくることになりますので、この方面に興味のある方はまだまだ楽しみはつきませんから。

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