PDC...Workflowはいけそう
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PDCも3日目で発表モノは出揃った感があり、いつもながらマイクロソフト社員といえどもこの場で始めて知る内容もいっぱいあるのですが、いくつかセッションも実際に受けてなかでも自分的にぐっときたものは“WWF”---なんだかプロレス団体みたいですけど---“Windows Workflow Foundation”です。.NET Frameworkの進化版WinFXのコミュニケーション・サービスの一つに位置づけられて、WCF(Windows Communication Foundation)の上位層になります。
いままでBizTalk Server などWorkflowを定義して流す仕組みはMicrosoftも持っていましたが、扱う業務の粒度もサービスの単位だったりでB to Bのようなちょっと大げさなものになってしまうようで扱いにくかったのが、ちょっとした業務のフローをOSが提供するサービスであるWWFだけでうまくまとめられそうです。しかも開発環境としてVisual Studioが使えるので、人が行う作業のフローをモデリングとしてビジュアルに構築していくと同時にシステムのワークフローとして自動的にコードに落としてくれますし、柔軟性も高いです。
UIにぐっときて、この先はUI重視だとか言っておきながらですが、WWFもかなりいけそうです。
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