企業だってパンデミックは怖い
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先日トレンドマイクロ社の方にお話を伺う機会がありました。
ライセンス拡販に向けたナレッジ共有・レクチャーだったのですが、
その中で面白かったのが「これからのウィルス対策の在り方」についてでした。
曰く、
- 感染を治すのではなく、感染させない事で守る。
「レピュテーション(安全性評価)」によって、メールの送付元や接続しようとしているページ、
それらが危険であるかどうかを事前に照会・察知することでフィルタリングしそもそもウィルスを招き入れない。
だから治す必要すらない。まさに水際対策。
聞いていて、パンデミックに騒ぐ最近の日本のようだなぁと感じました。
確かにワクチンで治るまでの被害が怖いなら、マスクで防ぐしかないですよね。
逆にこうした水際対策が完璧になり過ぎると生じるであろう不都合。
それはパターン定義ファイルやワクチンプログラム開発の遅れでしょうか。
昔読んだドラえもんの1シーンを思い出しました。
(あらすじ引用)
とんでもない大型台風が町を襲ってきた。
「ドラえもん!早く道具で消してよ!!」
のび太はドラえもんに泣きつく。唖然と立ち尽くし、ドラえもんは言った。
「ダメだよ!未来では台風なんか上陸する前に消しちゃうんだ!
上陸してから消す道具なんて持ってないよ!」
(引用ここまで)
願わくば、折角の対策向上がこんな事態になりませんように。
初回なので背伸びしてITトレンドのお話でした。
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