祝・オルタナ4周年☆ ~経営の4要素について~
6月13日にオルタナティブ・ブログが4周年を迎えました。
企業異聞録開始から2週間でアニバーサリー記事というのも・・・ですが、
筆者はお祭り騒ぎが好きなので便乗しちゃいます!
さてさて、4周年ということで4にまつわるエトセトラを。
今回は背伸びをして「経営の4要素」のお話でいきます。
経営の4要素: ヒト モノ カネ 情報
私はIT営業として「モノ・情報」部分の改善を提案して回っているわけですが、
先日営業力勉強会にて社外コンサルの方にこんな事を言われました。
コンサル「皆さん、『業務をシステム化すればコスト削減できますよ!』なんて言ってないでしょうね!?」
一同心当たりがありすぎて絶句。
私「え・・・でも、それまでの業務が1000時間かかっていたものが500時間になったり、削減できてるんじゃ?」
私はおそるおそる質問してみました。
コンサル「ああ、やっぱり勘違いしちゃってますね。
いいですか?それは『500時間の捻出』に成功しただけなんですよ。
例えば・・・たしかにある業務が500時間で完了するようになった。だから残り500時間ぼーっとした。
・・・さて、コストは削減されましたか?」私「あ・・・ダメですね。きちんと浮いた500時間を使うなりしないと。」
コンサル「そう。そして経営者が500時間分の人員をリリースしたとします。
これでようやく『システム化により人員コストは削減された』事になるんですよ。経営の4要素は、常に総数として一定なんです。
『情報』に投資すれば『ヒト』がフロートする。そのリソースをコスト削減に向けるか
本業の充実に向けるかは経営者にしか決められない事項。だから貴方が言うべきは『業務をシステム化して、人員リソースを効率化しましょう!』なんですよ。」
4要素は常に一定というのが大きな気づきになりました。
「カネ」を減らす事で「モノ」や「情報」を得るのか。
「ヒト」を減らす事で「カネ」を得るのか。
IT営業として近未来の価値を買ってもらう以上、言葉の定義には気をつけないといけませんね。