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都議会議員のソーシャル(Twitter)利用を視覚化してみた ~ 都議ったー

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秋の衆議院選挙の前哨戦とも言われている、来月7月4日投開票予定の都議会議員選挙、通称、都議選2021。

女帝小池百合子が昨夏の知事選では自民党の支援を受け、都民ファーストと距離をおくのか、顧問として都民ファーストを応援するのかと思えば、公示前に体調を崩して入院。

図ったか図らずもかはわからないが、自民党にも顔を立て、都民ファーストにも同情票という形で風を送ることに成功している。

さて、日本を代表する首都東京の議会には127人の議員がいる。定数127人というのは東京都条例で定められており、各選挙区の定数は人口比例配分で決められる。

たとえば、今回の選挙では人口が増えている練馬区が定数+1の7名、大田区が定数ー1の7名である。

まあ、それはおいておいて、都民の何人が都議会議員の名前を5人以上言えるだろうか。区議会議員も一緒だ。

人によっては、一人の名前も言えない人もいるかもしれない。

そして、名前を言えたとしても、その議員が4年前に言っていたことと、この4年間でやってきたことを話せる人は本当にごく僅かだろう。

国会には立法府として「国の唯一の立法機関」としての役割があり、さらにその議員から選ばれた内閣は行政の監督という役割も担っている。実際にはほとんどの立法は各省庁の官僚の手によって進められているとは思うが、議員が主導して立法する議員立法と呼ばれるようなものも中にはある。

一方、地方議員は各市町村のいわば法律である条令を作るのが役割なのでは?と思っている人もいるかもしれないが、それは誤りだ。地方議会改革や議会基本条例の制定により、大分変ってきているものの一般的には議員には条例を作る「能力」はない。条例は提出できたとしても、それを執行するために必要な予算案に関しては議会にかけるのは知事や市区町村長などの首長(しゅちょう・くびちょう)と専決事項なのである。

なので、首長と対立する議会を持つ自治体では議会調整が首長を悩ませるものの、結局最後は首長の専決処分によって各種条例案や予算案は決まってしまう。また、首長を支持するような会派が大勢を占める議会では、議会は条例や予算案の追認機関としての役割しか果たしていないことが多い。

地方議会、議員が立法の役割が果たせないとするならば、しっかりと果たすべきは住民税をはじめとした地方税、住民のお金を使う行政とその長である首長の監視監督である。

それでは、127人の都議会議員はそれを果たしているだろうか?

そもそも、一般歳出で5兆円を超す予算を持つ東京都がその予算をどのように使っているかということ自体をよく知っている都民は少ないのではないか。

都民の代表である都議会議員は、選挙で選ばれたその日から、都民のためにどのようにお金が使われているのかを把握し、今後、都民のために何をするべきかしないべきかをきちんと考え、議会で議論し、その結果を報告すべきである。

実際はどうか。

選挙が近づくと、駅前に立ち、選挙期間中は酷い時には本人不在の選挙カーで名前だけを連呼する。

投開票日が終わって当選が決まると、一気に有権者の前から姿を消して4年後にまた会いましょう、みたいな議員が多い。

実際は見えないところでいろんな活動をしているんですよ、という議員さんもいるかもしれない。

でも、我々有権者にはそれを評価する術がない。情報発信や公開が大事な所以だ。

それに、そんなことを言うなら、選挙期間中も同じように見えないところで活動すればよい。

選挙期間中だけ雨後の筍のように、議員が出てくるからおかしいのだ。

いろいろな形の情報発信があるが、議員、有権者、双方に負担がかからない方法がインターネットの活用だと思う。

特に、社会や政治に対して諦めてしまっているのか投票率が低い若者に対してはソーシャルを活用した情報発信やコミュニケーションが有効だと思う。

というわけで、私が所属していた社会人塾、社会創発塾第6期の塾生と一緒に

都議会議員のソーシャル(Twitter)での情報発信を見える化するプロジェクト


togitter.png

都議ったー

を、2018年に作ってみた。

それから3年、収集した都議会議員のTweetは24万件以上。

サイトを見ていただければわかるが、累計のつぶやき数が一番多いのが元都民ファーストの上田令子議員。
少ない方は10件以下。Twitter自体をやっていない議員さんも10名以上いるが、10件もつぶやかないのであれば、アカウントを作らなくてもよかったのではないか。

togitter_ranking.jpg

都議ったーで収集した情報の分析についてはまた後日投稿するが、こちらが過去100日間の都議会議員たちのつぶやきのカウント数である。

togitter_graph.png

https://togitter.tokyo/tweets%e3%82%b0%e3%83%a9%e3%83%95/

選挙が近づくにつれて増え、公示後の6/27に過去最高の1日1,010件のつぶやきがあった。

選挙が終わっても、これくらいのペースで政策や、議会情報の発信を行ってほしいものである。

なお、今回の都議会議員選挙(都議選2021)にも私の元同僚の板橋区選出都議(2期)の宮瀬英治が3期目に挑戦するために出馬している。


前回は都民ファーストの新人2候補が当選し、自民党の現職2候補が落選した激戦区。今回は、都民ファーストの平都議が千代田区での自民との決戦に挑むために(いや都ファの票が割れたら勝てるわけないので)千代田区に国替えし、前回の雪辱に燃える自民は今回は公明党との選挙協力で2枠を奪取する勢い。公明党は新人のものの都議選不敗神話は今回も揺るがなさそう。選挙協力も話されているものの激戦区だけに協力は望めない共産党、5枠を巡って今回も大激戦。そんな中で前回500票差の僅差で自民候補を破った宮瀬英治は今回も当落線上の戦いである。

そんな彼は、ライフワークの都民・区民の声を聞くことを選挙期間中も止めない。

区内にある駅の駅前で始発から終電まで立ち、ずっと困っている人の話を聞くのだ。選挙期間中もそれをやめずに続ける。
彼のTwitterを集計したワードクラウドにもそれが表れている。

miyase_eiji.png

そんな彼を私は応援しています。

もし、板橋区にお住まいの方、板橋区にお住まいの方にお知り合いがいらっしゃる方は、ぜひ宮瀬英治を応援してあげてください。

東京都議会議員選挙 都議選 板橋区 候補 宮瀬英治 応援!

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