「偉大な指揮者に学ぶリーダーシップ」
イタリアの巨匠 フェデリコ・フェリーニ監督の「オーケストラ・リハーサル」という
映画を観ました。
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オーケストラの指揮者は時々リーダーとしてビジネスのシーンにもおおいに
学ぶところがあると持ち出されることが多いのですが、この映画をみて
あらためていろんなことを思いました。
・プロフェッショナルという顔を持ったつわものたちぞろいの組織をまとめるのは
大変そうだ。
・指揮者なしでも音楽演奏はできる。しかし、指揮者が必要である。その違いは何か?
・指揮者の本当の仕事は何なのだろうか?
など。
映画を観ていただければ解りますが、本当にイタリアという土地柄もあってか
自由で癖のあるメンバーぞろいなこのオーケストラ。指揮者にあこがれるひとは
多いと思いますが、もしも自分だったら・・・と考えるとちょっと滅入ります(笑)
それでも不思議だなと思ったのが、エンディングです。
最後の最後には・・・という結末が待っていました。
個々に言葉では明確な解説はありませんでしたが、映画を観ながら思っていた
ことのなんとなくの答えはこのシーンに会ったのではという気がしています。
ここであらためて考えてみたいのは、「リーダーはどんな存在なのか?」ということ
です。
その答えは、組織やチームの状態やメンバーから期待されること、そして、リーダー
そのものの哲学によって大いにバリエーションがあるのではないかと考えます。
組織の中でのポジションリーダーたちに話を聴くと、なかなかその哲学を自分なりに
持っているひとばかりではないようです。
ともすると、そういったことを考える機会がないままに、役割を与えられている
ことが実際に起きている現状なのではないかとも思えてきました。
人は「問い」の向いている方向に行動しています。
実際に震災後に「自分のやれることは何かないだろうか?」という問いをもっているひとは、
あらゆる方法でその道を模索し、実践に移してこられたのではないでしょうか?
「リーダーとはどんな存在なのか?」
哲学というと大げさな感じはしますが、ぜひこの問いを自分自身の中で時折考えて
みてはいかがでしょうか?
そして、お勧めな動画をご紹介したいと思います。
タイトルにそのタイトルをお借りしましたが、TEDの中から見つけました。
イタイ・タルガム氏による 「偉大な指揮者に学ぶリーダーシップ」という講演です。
20世紀の偉大な指揮者から学ぶリーダーシップについて、映像も含めながら実に
ユニークな視点で語っています。
それぞれの持ち味の違いを感じながら、彼らの指揮者(リーダー)としての哲学は?と
考えてみると面白く見ることができますよ。
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メンバーが今年一年職場でどのような活動を行ったのかの、
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5月27日(金)19:00~(品川) 参加費無料
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■■ 上田雅美 [株式会社アネゴ企画・エクゼクティブコーチング・組織開発支援]
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