「走れ！プロジェクトマネージャー！」

　中国、と一括りにしてしまうのはいかがなものかと思いますが、話が広がってしまう人が多いように感じます。
　Aの話をしているのに、Bの話やCの話とひっくるめて、だからAはダメなんだ、みたいな感じですね。それを早口でまくし立てるので、ともすると「うん、そうそう」なんて同意してしまそうな勢いで。
　さて、そういった人たちを、どのようにファシリテーションしていくのか。あるいは、自分たちが考えるロジックに持ち込むのか。ここはまだ模索中なのですが、傾聴、じっくり聴いてあげる、というのは、どこの国にも共通なのではないでしょうか。
　じっくり聴いて、「なるほど、そうなんだね」という共感と理解を示した上で、「しかし、僕はこう考える」といった意見を最後に提示する、といったことかな、と思います。
　途中で話を挟んでいくのではなく、相手が喋る言葉がなくなるまで聴いて、それからゆっくり話し出す。実はこれ、どこの国の人を相手にしても同じだと思います。（かといって、先日乗った航空会社のキャビンアテンダントのように、聴いているんだかどうなんだか、という感じで、ひたすら首を振りまくっていてもダメなのでしょうが）
　グローバルファシリテーションというと凄いことのような気がしますが、人と人がコミュニケーションをとるということは、さほど驚くような違いはないのかな、などと考え始めたところです。