「走れ！プロジェクトマネージャー！」

　先週の金曜日は、現在携わっているサイバー大学の小野先生、俵先生、そしてうちのスタッフと一緒に、新橋で宮崎地鶏を堪能。いろいろと大学としてのあるべき姿について議論。その後、森戸先生と合流。本当に前向きな人たちと一緒にいると、楽しい時間を過ごせることが実感できました。

　私はシンガポール大学（現：NUS）を卒業しているので、日本の大学生活を知りません。ですが、だいたい想像はできますし、いろいろな人からお伺いすることが出来ます。
　ですが、我々ビジネスマンにとって、大学を運営する方とお話しする機会はなかなかありませんし、まして大学を立ち上げるプロジェクトに参画する機会なんて、そうそうあるものではありません。
　いろいろな面で私たちビジネスマンと違う視点で物事を考える教員の方々と、情報交換し、考えをすりあわせ、時には議論しながら進めていく。自分自身が成長できるのがよく分かります。
　しかしそういう状況は、見方を変えるととてもしんどいようです。あれもこれもやらなくてはならない。そう思い出すと、バッドスパイラルにはまり込みます。
　森戸先生が書かれている、

課題が出てきたとき、その課題の解決に楽しく取り組めるか

これがすごく大事だと思います。どんな課題も楽しく取り組むことは可能だし、どんな課題もしかめっ面をして取り組むと辛い。辛いと思い出すと、体調まで悪くなりそうです。
　課題が出てきたときに、ひと呼吸おいて見つめ直してみる。場合によっては、すぐに取り組まない。また課題によっては、その課題に直接取り組むのではなく、その上位レイヤーの課題を整理し、取り組んでみる。

　普通では出来ない経験を、楽しくとらえることが出来るか。あるいは、「冗談じゃない。もっと普通のプロジェクトが良い」と思うか。どちらを選ぶかは本人次第です。

　私は、前者を一緒に取り組める人たちに恵まれ、とても幸せにプロジェクトを推進できることが、とても嬉しいです。