代替案のある生活:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) 代替案のある生活

ITの技術や方向性考え方について別の選択肢を追求します

« 2008年10月27日

2008年10月28日の投稿

2008年10月29日 »

こんなこと、みなさんやっているので、特別私がここで書かなくてもいいんでしょうけど。英単語って、丸飲みみたいに、ただ単に記憶仕様としてもなかなか覚えられないでしょ。しかもその言葉の持つニュアンスなんか、ネイティブでもないと頭に入らない。

語源を調べてみるの、もとても楽しい。日本語の言葉の語源も面白いけれど、英単語だって、「ほぉー」っとなるものもある。

□□□ conserve / preserve / reserve
conserve
【名】 果物{くだもの}のジャム[砂糖煮{さとう に}]
【自動】 節約{せつやく}する
【他動】 1. (自然や文化的価値の高いものを)保存する、保護する、保全する
      2. (資源などが枯渇しないように)~を節約する、~を浪費しない
      3. (エネルギーなどを)一定に保つ、(エネルギー量などを)保存する
      4. (果物を)砂糖漬けする

preserve
【名】1. 保存するもの
     2. 禁猟地、自然保護地域、生簀
      3. 領分、領域
      4. 貯蔵食料、ジャム、(瓶詰めの)果物の砂糖煮
【他動】1. ~を保つ、保存する、貯蔵する、保護する、失わないようにする
          2. ~を維持(持続)する、守る、順守する

reserve
【名】1. 蓄え、予備品
   2. 蓄積、積立、準備金、引当金
   3. 遠慮、控えめな態度
   4. 予備軍、増援部隊
   5. 保存、保留
   6. 特別保留地、特別保有地、指定地、保護地
   7. 制限、条件、限定
   8. (石油の)埋蔵量
   9. 《スポーツ》控え選手、補欠
【形】 予備の、とっておきの
【他動】1. ~を用意しておく、予約する、取っておく、蓄えておく、予定しておく
          2. ~を蓄えておく、留保する

□□□
三つとも、訳を見ると、保護とか予備といった意味あいがあり、中にはジャムの意味もあり、区別が付きにくい。こういった場合は、語源を見てみるとわかりやすい。

conserve の con は強める意味があり、さらには、全てのとか、全体のというニュアンスがある。serve は servare (古フランス語で to keep の意味)。だから、しっかりと保護する、まるまる保護するといった感じ。日本ではあまりジャムをコンサーブとは呼ばないけれど、プリザーブとは呼びます ね。

pre は事前(prae = before)に、serve なので、事前に保護する。プリザーブと呼ぶジャム(果物の砂糖煮)は、できたての果物をだめになる前に、事前に加工して保存しておくという意味ですね。reserveは re (再び)保護するという意味。

さて最近はエコロジーが一般的になってきたので、このconserve / preserve / reserve を使うと。 

  • Nature Conservation Area(自然保護区。何もかも、自然を残すためにすべてを保護する区域)
  • Preserved Area (自然保護区。荒らされる前の、自然そのままの環境を保護する)
  • Eco Reserved Area(エコ保護区。自然を有るべき姿に戻すために保護する区域)

日本語はいっしょでも、英語だと目的や方法がはっきりしますね。秋田県白神山系は、Nature Conservation Area に指定すべきだ。C.W. ニコルさんが北信州「アファンの森」を保護しているのは、Preserved Area。東京湾の第三番瀬は Reserved Area にすべきですね。

とおる

« 2008年10月27日

2008年10月28日の投稿

2008年10月29日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

高橋徹

高橋徹

現在サン・マイクロシステムズにて、様々なミドルウェア・ソフトウェアの販売推進・ビジネス開発を担当しています。旅行、食べ歩き、読書が趣味。

詳しいプロフィール

Special

- PR -
カレンダー
2011年3月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
daitaian
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ