運良く、というか、（絶対）運悪くというか、8月9月と海外出張があった。しかも、2泊とか3泊で、しかも朝から晩まで仕事詰めだったので、なんの遊びも 観光も買い物もなく、あったのは晩飯とベッドと往復の飛行機の中。飛行機は当然エコノミーなので、パンダ体型の私としては、あのケツがはまってしまう、エ コノミーの拷問椅子で、10時間固まっていなければならなかったのだ。年寄りにはもう無理。

サンフランシスコへの行きは全日空、帰りはユナイテッド、ウィーンへは往復オーストリア航空だった。最近、特にエコノミーの食事は、気絶を誘う物だし、ユ ナイテッドは、今月からアルコール類は金を取るとか言ってるし（払ったけど）。となると、唯一の救いはオンディマンドの映画ということになる。最近はずぼ らで、新作映画を映画館に見に行くということもないので、最新の映画を、画面はちっちゃいけど見ることができるのはちょっとうれしい。

で。今の最新で、となると、『アイアンマン』かなあ、わくわく、と思っていたら、やっぱり『カンフー・パンダ』だった。ドリームワークスの配給で、声の出演者がすっげー豪華なのが特徴だ。日本語版は

パンダ　：　TOKIO の山口達也
シーフー　：　笹野高史　（来年の大河ドラマ『天地人』の豊臣秀吉役の人です。良い味でてます）
マスタータイガー　：　木村佳乃
マスターモンキー　：　石丸博也（ジャッキーチェンの声優さん）
マスターヘビ　：　MEGUMI

これが英語版だと、

パンダ　：　ジャック・ブラック　（『ナチョ・リブレ　仮面の神様』のおでぶな主役！、え？知らない？最高なのに・・・）
シーフー　：　ダスティン・ホフマン　（ダスティン・ホフマンだぜぇ！）
マスタータイガー　：　アンジェリーナ・ジョリー　（わーぉ）
マスターモンキー　：　ジャッキーチェン　（だから、日本語版が石丸博也さんなんだね）
マスターヘビ　：　ルーシー・リュー　（キャー！キャー！すんません、ファンなんですぅ）

これがね、どの便でもやってるのね。で、これが必ずメインの映画の位置づけで、あとの映画は、それよりはそれなりにね、ってレベル。『ニムの島（Nim's Island）』というジュディ・フォスターが出てくるのもあったけど、ジュディー・フォスターだし・・・。

ってことで、都合、3便で『カンフー・パンダ』見ました。しかも退屈だから、何回も見てしまった。ウィーンへは往復オーストリア航空だったので、さすが帰りは『インディアナ・ジョーンズ』でしたが。

いくら、俳優がよくても、パンダのカンフーは、やっぱりパンダなんだなよあ。魔法でもない限り、シーフーの教えがいかにすばらしくとも、そう簡単にダメダ メパンダが、あっという間に戦士にはなれないよね。まあ、ジャッキーチェンの『酔拳』も思ってみれば、いつのまにか、めちゃくちゃ強くなるけど、そのパ ターンなのかね。せめて修行を1年間とかの設定にしてくれれば、子供も納得するだろうけど。修行、10分もやってないぞ。しかも、肉まん使って・・・。

『カンフーパンダ』の日本語版見て、英語版見て、途中で『ニムの島（Nim's Island）』見て、また『カンフーパンダ』という悲しい連鎖だったのでした。さすがにせりふの一部まで覚えちゃった。なさけなくて言えないけど。

ウィーンからの帰りは、『バンテージ・ポイント』もやっていて、テロリストによる大統領暗殺ので、これは結構面白かったな。『インディアナ・ジョーンズ』 は、まあ、面白くて当たり前でした。『アイアンマン』はくやしいので、シリコンバレーのホテルのでかいテレビで見てました。でもなんか、『アイアンマ ン』ってちょっと『カンフーパンダ』っぽい。メンタルに・・・（ストーリーも？）。

なんか、休みなので、無意味なエントリーになってしまった。すみません。

ついでなので『カンフーパンダ』のYouTube 貼っ付けときます。