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ITの技術や方向性考え方について別の選択肢を追求します

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先週『仕事で』ウィーンに出張してきました。SWIFTが開催するSIBOS Vienna 2008 という、世界最大の金融系コンファレンスでした。このレポートはじっくりと書くこととして、ウィーンでの『便器』について、ちょっとブログを書きます。

オルタナ・ブロガーの磯島さんのネタをパクッた『『洋式便器になぜ蓋がついているのか』問題についての一考察』は、オルタナ・ブロガーの間で、ちょっと話題になっていて、話題続きで、この題になるのです。便器話は私、というパターンが出来てしまいそうです。orz

実質4日間、ウィーンに滞在していました。泊まったのはインターコンチネンタルホテル。サンがまとめて予約をいれていたので、サン用のスペシャル価格です が、それでも、結構な宿泊費でした。一応ウィーンでは、五つ星ホテルです。部屋はヨーロッパにしては広いほうでした。でも、なぜかバスルームが狭い。

シャワーなんか、私の身長(160cm)でちょうどいいぐらいなので、でかい外人だとたいへんだろうなと思いました。実際、今回のコンファレンス会場は Messe Wein というのですが、東京ビッグサイトの3倍ぐらいありそうな大きさで、天井も高かったのですが、そこを歩いている白人達がまあ、みんな、どでかいこと!今回 のコンファレンスがヨーロッパで開催されたこともあり、ヨーロッパ系の白人がたくさん来ていました。こんなにたくさんのヨーロッパ人を見るのは、私は初め てかもしれません。 

女性でも間近に行くと、仰ぐほどでかく、たぶん190cmぐらいの人もいます。男性は縦・横ともにでかいです。サンの社員もみんなでかいので、立って話をする時は、首 がくたびれるほど仰ぎ見る必要があります。そんな馬鹿でかい連中がこんなに低いシャワーで、大丈夫なんだろうかと思うぐらいです。

さて、便器です。まず座る方、これが小さい。日本の標準的な便器(ってどんなのだ?)に比べて、明らかに小さい。高さもそんなに高くない。よくもまあ、こんなちっちゃな便器にあの巨大なケツですわるなぁ、と思うほどです。そして、ホテルとコンファレンス会場、空港だけですが、すべてに便器の蓋がついていま した。

で。形も結構まるっこいので、おそらくこれは『おまる』の影響というか伝統なんではないだろうか、と思ってしまいました。たしかに、ウィーンの古い街並みの建物は、トイレがなさそうですし、シューンブルンなどのお城(邸宅?)だとトイレの部屋というものがありません。みんな、おまるにしていたんですね、昔は。それを窓の外にジャーっと捨てる。町中臭かったんでしょうねえ。 

ちなみに、アメリカのシリコンバレーだと、弊社やIBMの便所とかホテル・ショッピングモールなんかのトイレの便器は、日本のより大きく、蓋がついてませんね。足の短い私なんか、座っていると腿のところが痛くなるぐらいの高さですし。

さらに不思議なのは、というか腹が立つのは、男性小用の便器、朝顔の位置ですが、これがすごく高い。思いっきり日本人体型で、かつ足の短い私など、届かせるのがやっとです。ひとをおちょくってんのか、と言いたくなるほどです。アメリカでは必ず高いのと低いのがセットになっていますが、こちらでは、すべてが高い位置にあるのです。まったくもう!

まあ、でも、トイレはホテルも会場も空港も、そこそこ清潔でした。トイレの清掃は、アラブ・アフリカ系のおばちゃんたちで、なんと英語で応対してくれました。さすが観光立国オーストリア、今回気付いたのですが、黒人・アラブ・トルコ系の人がたいへん多くなっているのですが、みんな英語が話せるんです。これも、あとで、まとめてブログにしたいと思ってます。

とおる

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高橋徹

現在サン・マイクロシステムズにて、様々なミドルウェア・ソフトウェアの販売推進・ビジネス開発を担当しています。旅行、食べ歩き、読書が趣味。

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