代替案のある生活:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) 代替案のある生活

ITの技術や方向性考え方について別の選択肢を追求します

« 2008年8月14日

2008年8月17日の投稿

2008年8月18日 »

お盆休みでかみさんの田舎、宮城県多賀城市に帰った。多賀城は現在、仙台のベッドタウンのような位置づけで、JR仙石線を利用すると、20分ぐらいで、仙台市内青葉通りに来ることができる。

仙台は落ち着いた街で、大学も多く、教育・福祉の盛んな土地である。大人の街の雰囲気がある。東北の食材が集まるせいか、食べ物はとても美味しい。だから、夕方、仙台にくりだして、街を歩きながら、どの店に入ろうかと物色する。でも実は、もう何回も何回も来ているので、だいたいその日の気分で、どこの店に入るかは決めている。

今回は、ちょっとバテ気味だったので、喝!を入れなきゃ、と、いつも行っているジンギスカン屋に入る。仙台は、牛タンで有名だが、牛タンを積極的に食べようとは思わない。まあ、半分は観光目的的な気配もあり、メニューにバラエティがないのだ。一応、私は「利休」派ではありますが・・・(笑)。

私がよく通っている、ジンギスカン屋は「サッポロ生肉やジンギスカン」という店で、国分町にある。国分町の通りは、いわゆる飲み屋街で、酔っ払いがうろついているが、美味しいお店も多い。「サッポロ生肉やジンギスカン」は国分町に二店舗あり、私が行くのは稲荷小路店のほう。

ジンギスカンはたいへんに好きで、ジンギスカンと聞くと、触手が動いてしまうが、たいがい、羊の肉の臭みが強すぎたりして、注意深く選択しないと、がっかりすることがある。私の好きな羊の肉は、アイスランド産の生ラム肉で、直輸入されているものだ。この生ラム肉を出す店が少ないのだ。

この生ラム肉をアイスランドから輸入するようになったのは、札幌にある「さっぽろジンギスカン」。ここのご主人は、脱サラでジンギスカン屋を始め、このアイスランド産生ラム肉で、有名になった。店はプレハブの二階の飯場みないな感じだが、食通の人が集まる店なのだ。冬に行ったときには、中には、ふわふわの毛皮のコートを着て来ている女性もいて、換気が悪いので、焼肉のにおいがモロに蒸着してそうだった。

この札幌の「さっぽろジンギスカン」には、この店に来る為だけに、札幌に出かけたこともあるぐらい気に入っていた。この店で修行したひとが、東京新橋で開店したのが、「金の羊」だ。ここは、30分・一時間並ぶのは当たり前。どうも私は、並んでまで何かを食べるとか、行列のできる店に入るのが、とても嫌いなので、この新橋の店には一度しか行っていない。

で。仙台でこの「サッポロ生肉やジンギスカン」を見つけたときは、うれしかった。とにかく、とても美味しい生ラム肉を出してくれるのだ。

ラム肉は、牛や豚のように胸焼けすることもなく、胃にたまらない。さらには、ラム肉の脂肪を使って焼く野菜がとても旨い。どんどん食べれるので、普段の野菜不足など、すぐに解消してしまう。ラム肉の脂は、人間の体内では、固形となり、吸収されにくい、ということらしい。東京ジンギス倶楽部というWebサイトに詳しい。

日本やアメリカなどを覗くと、羊の肉は人類の大切なたんぱく質源だ。「美」という字は、「羊」に「大」きいという字が重なっている。中国人も羊大好きなんだよね。

「ジンギスカン」という名前は、日本でつけたもので、「ジンギスカン」という料理はモンゴルにはない。むかし、トルコ風呂を異なる意味合いで使って、トルコ政府からクレームがついた事があったのだし、この名前は変えたほうがいいかもしれないな。あと同様なのが、「バイキング」。これは、出所が分かっていて、帝国ホテルの村上元料理長が名づけたと記憶する。本来は、スモーガスボードというんですね。

とおる

« 2008年8月14日

2008年8月17日の投稿

2008年8月18日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

高橋徹

高橋徹

現在サン・マイクロシステムズにて、様々なミドルウェア・ソフトウェアの販売推進・ビジネス開発を担当しています。旅行、食べ歩き、読書が趣味。

詳しいプロフィール

Special

- PR -
カレンダー
2011年3月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
daitaian
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ