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ITの技術や方向性考え方について別の選択肢を追求します

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夏が近づくと、最近はクールビズで出社しても良い会社が増えた。夏のスーツでネクタイを外したスタイルが標準的なのかな。もしくは白系統のシャツだけでも 良いのか。私がスーツでネクタイを外しただけだと、なんか、失業したおっさんにしか見えないので、これもなあ、と思う。

173_3 サン・マイクロシステムズの場合、たしかビデオで見たのだが、こんな話があった。ジョナサンシュワルツがCEOに就任してまもなく、各国からのリーダーたちがカリフォルニアのサンタク ララキャンパスに集合し、会合をもった。その会合の最後にある女性(おばちゃん!)がジョナサンに質問をした。ジョナサンは、いつもネクタイを締めている ので。

「これからは、サンもドレスコードを作って、ネクタイをしめることになりますか?」

それに対してジョナサンは、

「とくにドレスコードを作るつもりはありません。状況に応じて、適切な服装をしていれば、それで良いと思います。自分で判断してください。」

10648_2 ジョナサンは、見た目よりも案外たくましい体格をしていて、あまりそれを露わにしたくないのではないかな、と思う。逆に、ソフトウェアの開発のトップ、 リッチー・グリーンは、黒いTシャツをトレードマークのように着ている。自分に似合っているスタイルで、いるのが一番。リッチーが日本に着たとき、直接会 う機会があったのだけれど、その時も同様に黒いTシャツだった。たしか、Tシャツの上にジャケットを着てお客様先に行ってた気がする。

■■■

もうひとつ。まったくクールビズとは関係ない話。

サン・マイクロシステムズが自社のブログサイトを建てて、初めてのブロガーミーティングが開催され、ブロガーのひとりとして(?)ジョナサン・シュワルツ も参加した。私も運良く、参加していた。ミーティングの中で、ジョナサンに質問が出た。

「これから、ブログのガイドラインは出すのですか?」

ジョナサンは、

「サンのブログでは、特にガイドラインは出しません。ブログの中身は、技術的な事だけでなくても、自己紹介でも、なんでもいい。内容はサンの社員として、 自分で判断してください」

といった。サンの場合、「それは、自分で判断してください」という事が多い。それは、会社が判断を放棄しているのではなく、判断する現場に近い方が、正し いだろう、ということ。さらには、判断に対して一定の責任を持つことも自覚したい。

ところが最近、ガイドラインが出ている。ブログだけでなく、サンの社員はそれぞれ外部で、ブログで、Wikiで、セミナーやコンファレンスで、発 言することが多いので、それに対して一定のガイドを出したものだ。サンらしくないかなあ.。おっと、そんな事を書くのもガイドラインに反しているのかな?

■■■
もうひとつ。まったく関係ない別の話。きょう、朝、ツバメが家の側のアーケードの軒下に、巣を作っているのを発見した。ほんとに夏が近づいて来ましたね。 今年も暑いのかなあ?

10108_4 なんの関係もないけれど、サンのマーケティングで使用する写真の中から、夏っぽいのを貼っつけてみました。

とおる

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高橋徹

高橋徹

現在サン・マイクロシステムズにて、様々なミドルウェア・ソフトウェアの販売推進・ビジネス開発を担当しています。旅行、食べ歩き、読書が趣味。

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