代替案のある生活:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) 代替案のある生活

ITの技術や方向性考え方について別の選択肢を追求します

« 2008年6月19日

2008年6月20日の投稿

2008年6月23日 »

エッセーを読むのが好きで、特に、女性筆者のエッセーは「へ〜っ!」と思う、視点が男性とは異なる内容が、とても面白い。たくさんの女性筆者の中で、酒井 順子さんの本は良く読む。酒井さんといえば、『負け犬の遠吠え』で第四回婦人公論文芸賞、第二十回講談社エッセー賞をダブル受賞したひとである。とても歯 ごたえがあるのである。

文藝春秋から2007年9月に発行された『黒いマナー』は、『黒い』の意味通り、ちょっと『チクリ』『チクリ』とする内容を、酒井さん独自のフェミニンな文体で覆い隠している。しかし、この章では、最初から、ガツンである。

井上ひさしさんが、
「エッセイとはすなわち、自慢話である」

と書かれている。自慢のマナーという章だ。そしてこの章の後の方で、

ブログもエッセイの一つであると考えるならば、

とある。つまり、if ブログ=エッセー; ならば、

「ブログとはすなわち、自慢話である」

となってしまう。うーわぁ、ほんとかあ?

酒井さんによれば、自慢にはさまざまあって、「過去自慢」「係累自慢(親が社長!とか)」「友達自慢」「思われ自慢」「逸物自慢」「可哀想自慢」などがあるという。

私のブログを振り返ってみる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

はあい。上の自慢、全部してます。はいはい。すみません。おっしゃられる通り!

酒井さんに因れば、 

「自慢が迷惑だというのは重々承知しているのですが、どうしても我慢できないのでちょっとだけさせていただきます。」という謙虚な気持ち

を持ちましょう、ということです。さらには、

「他人の自慢には感心してあげる」という思いやり 

が必要だ、とのこと。

ということで、この私めのブログ、思いやりをもって、長い目で見守って上げて頂ければ幸いであります(ぺこり)。

とおる

« 2008年6月19日

2008年6月20日の投稿

2008年6月23日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

高橋徹

高橋徹

現在サン・マイクロシステムズにて、様々なミドルウェア・ソフトウェアの販売推進・ビジネス開発を担当しています。旅行、食べ歩き、読書が趣味。

詳しいプロフィール

Special

- PR -
カレンダー
2011年3月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
daitaian
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ