代替案のある生活:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) 代替案のある生活

ITの技術や方向性考え方について別の選択肢を追求します

« 2008年6月12日

2008年6月13日の投稿

2008年6月15日 »

☆☆☆ みなさま、三周年、お・め・で・と・う・ご・ざ・い・ま・す!!! ☆☆☆

日本中に、世界中に、ブログのサイトは数え切れないほど多い中で、この「オルタナティブ・ブログ」のユニークさ、積極性、多様性は、類を見ないものだと思 います。ブログの内容を一定の品質に保ちながら、日々ブログを更新している「オルタナティブ・ブロガー」のみなさんの努力も、このオルタナティブ・ブログ の重要な特徴だと思います。ただひとり、オルタナティブ・ブログの品位を落としている私としては、もっと精進したいところです(無理だな)。

オルタナティブ・ブログの中では、必ずしも意見の一致を見ないことも多いと思います。あるひとはAに賛同し、あるひとはBが正しいと信じている。それをそ れぞれブログにして、同じサイトに掲載する。読者からのコメントにも、真剣に回答する。そういった事を継続していけるならば、このオルタナティブ・ブログ は長い間、ページ・ビューを保っていけるでしょう。

ひとつの意見だけが社会を支配し、ひとつのソフトウェアだけが IT 業界で利用されるならば、これはある種危険をはらんでいます。複数の意見や代替案が存在して、自由に討論・選択ができてこそ、進歩があるし、間違いも減ってきます。

★★★★★
私のこのブログサイトの名前

 「代替案のある生活」 

というのは、オルタナティブ・ブログに掲載するからこの名前にしたのではありません。1999年から在籍 している、このサン・マイクロシステムズという会社は、IT 業界に対して、常にオルタナティブ、代替案を提供してきている。それを誇りに思っているからです。

2000年にインターネット・バブルが崩壊し、インターネットを信じていたサンに、この崩壊の波がまともにぶつかりました。株価は下落し、経営者としてスコット・マクニリの責任も問われました。

Scott_mcnealy_2 当時、サンの社内コンファレンスで、スコット・マクニリが登壇し、こういった言葉をみんなに伝えたことをはっきりと覚えています。

「私は、引退しょうと思えば、引退できると思う。好きなゴルフを、もっと出来るようになるだろう。しかし、今は引退しない。私の息子たちに、Alt-Control-Delete でしか問題が解決できない世の中なんて、残したくはないからね。」

別の社内広報で、スコットにインタビューした女性が「この分野では、サンは Dominant (支配的)ですね。」と言ったら、スコットは、「私は Dominant という言葉が嫌いだ。その言葉は使わないでくれ。」といいました。
★★★★★

オルタナティブ・ブログでのもう一つの特徴は、海外にいるオルタナティブ・ブロガーの存在があると思います。末岡洋子さん、安藤怜さん、佐川明美さん、安江健さん、中山由紀子さん、坂庭輝美さん(漏れ、あります?)。視点が異なる、面白いブログに期待したいと思います。

そう考えると、日本国内での一瀬さん(沖縄)、酒井さん(大分、大阪)だけでなく、ほかの地域の方もブロガーになっていただけるといいなと思います。さ らには、ルーツとなる国が日本でない方たち、丁 全鋼 (テイ ゼンコウ)さん、朴 世鎔(ばく せよん)さん、Manish Prabhune(マニッシュ プラブネ)さん以外にも、増えたらいいなと思います(日本語で書いてもらわないといけないですね)。

□□□
最後に、ひとつ提案です。どのブログサイトにも、幽霊ブロガーっているものですが、切っ掛けがあれば、また、書いて貰えるのではないでしょうか。で。この 夏、あるタイミングで

「納涼大会。幽霊ブロガーさん、お帰んなさい!」フェア

なぞ、開催してみてはいかがでしょう。お盆の前とかね。

追記:ばんちょ〜、トラバ、忘れてた。

追記2:そうそう、森崎修司さんは奈良でしたね。他にも東京以外のひと、まだ、
いそうだなあ。すみません。全員は把握できてません。

とおる

« 2008年6月12日

2008年6月13日の投稿

2008年6月15日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

高橋徹

高橋徹

現在サン・マイクロシステムズにて、様々なミドルウェア・ソフトウェアの販売推進・ビジネス開発を担当しています。旅行、食べ歩き、読書が趣味。

詳しいプロフィール

Special

- PR -
カレンダー
2011年3月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
daitaian
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ