代替案のある生活:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) 代替案のある生活

ITの技術や方向性考え方について別の選択肢を追求します

« 2008年6月11日

2008年6月12日の投稿

2008年6月13日 »

下に添付したのは、3Dグラフィックスのアニメ、「ビッグ・バック・バニー(Big Buck Bunney)」だ。この映画の特徴は「オープン・ムービー」なのだそうで、なぜオープンなのかというと、まず、オープンソース・ソフトウェアの 「Blender」を使って3Dアニメーションを書いていること。さらには、アニメーションを作るときに必要な材料が入ったデータベースを、オープンライセ ンスで自由にアクセスできるようにしたこと、だそうです。

しかし、これだけではアニメーションはできないので、アニメに仕上げるには、50,000時間のCPU時間が必要になるそうです。通常の大きなアニメー ションやCGの会社だと、巨大なシステムを確保できるし、そういったデータセンターを自前で持っています。でも、スタートアップのアニメータたちには手が 届かない。

<宣伝>そこで、サンのユーティリティ・コンピューティングである、Sun Grid (Network.com) を使って、同時に数百のCPUを稼働させ、同期をとり、アニメを完成させたんだそうです。Network.comは時間あたりいくら、という課金携帯で、サーバ自体はどこかにあって、インターネットでアクセスできるものです。これは米国の法律の関係で、いまのところ米国のみ。</宣伝> 

まあ、能書きはともかく、サンのCPUを使ったアニメ、ご覧下さい。内容的には、うーん、よく言えば 1950 年代のアメリカン・コミックみたい。いつもは優しいけれど、怒ると強いゾ、というある種アメリカンヒーロータイプ。嫌いな人は、嫌いかも。

まあ、質感は「かなり」良いです。

-> 谷川さん、むささびが出てくるけど、怒らないでね。


とおる

« 2008年6月11日

2008年6月12日の投稿

2008年6月13日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

高橋徹

高橋徹

現在サン・マイクロシステムズにて、様々なミドルウェア・ソフトウェアの販売推進・ビジネス開発を担当しています。旅行、食べ歩き、読書が趣味。

詳しいプロフィール

Special

- PR -
カレンダー
2011年3月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
daitaian
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ