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政治のこと、野球のこと、宗教のことは、ブログには書かない、と、この前書いたばかりだが、突然、宗教の話である。一貫性がないのが、私の性なんですね。

さて、インドにおけるヒンドゥー教だが、大ざっぱにいってしまうと、ヴェーダ聖典などの教義の元に存在する、長い歴史を持つ宗教だ。ヒンドゥーとは、もともとインダス川流域で対岸に住む人びとという意味なのだそうだ。

最近知ったのだが、ヒンドゥー、英語のスペルでは、「Hindu」になるが、その昔、インドとヨーロッパとの交流が始まった時、「H」の発音ができないラテン系の人びと(おそらくポルトガル人など)が、「H」音を発音せず、「Indu」と呼んでいたのが「Indo」「India」となったらしい。たぶん、正しそうな気がする。

現在、ヒンドゥー教はインドだけでなく、ネパールやバリ島でも存在しているようだ。ヒンドゥー=インドならば、この宗教は「インド教」と呼んでもいいのだろう。しかし、インド教という人はいないし、ぜひ、本当のところを知りたいのだが、インドの人たちは、自分自身をヒンドゥー教徒と呼んでいるのだろうか。

さてなぜ、ヒンドゥー教の事を書いたかというと、私は個人的に、日本には「日本教」が存在しているように思うからだ。山本七平氏が「日本人とは何か。」や「『空気』の研究」などで、また、小室直樹氏との共著で「日本教の社会学」などを表している。また、最近では、井沢元彦氏も同様に日本教について、穢れや言霊などから言及している。

「空気」を読んだり、全会一致で物事を決めたり、穢れについて必要以上に気にするのは、日本教の特徴だ。抗菌製品がよく売れるのは、ばい菌を嫌い衛生面に気をつける以上に、穢れの意識が働いているのではないか。

この穢れや禁忌の中には、血を見ること、触ることも含まれているので、死刑などの実施を認める事を法務大臣になった人は嫌う。死刑自体の存在についての議論はここではしないが、現法務大臣の鳩山氏は、いろいろな意味で勇気があると思う。

さてこのように見てくると、日本教の特徴のひとつに「タブー」の存在がある。「タブー」というのは、ポリネシア語、というより、タヒチ語である。タヒチなどの南太平洋の文化・宗教にはたくさんの「タブー」がある。ちなみに、ハワイイは、タヒチから移動した人たちの島なので、文化的にも似ているのだが、ハワイイ語では、「T」音や「B」音が発音できないので、「タブー」を「カプー」と発音されている。

日本教を真正面から追求している人は、まだ日本にはいない。日本教にもタブーがたくさんあり、かつ日本人はほとんど日本教の影響を受けているためだ。追求する本人が日本教のタブーの中にいる。タブーを踏んでしまうと、取り返しがつかぬほどの影響がその人個人や周辺の人に及ぶ。

ということなので、この辺でこの投稿を終える。

とおる

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