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ITの技術や方向性考え方について別の選択肢を追求します

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電車に乗ると、おもむろにゲームを取り出して始める人、本を読む人、新聞を読む人、携帯を見ている人、席が空いていると、ノートブックPCを広げて使い始める人もいる。細切れの時間も集めて使えば、大きな差になって現れる。そうやって勝ち組と負け組の格差はどんどん開いていくのだ・・・。

なんて、とても言う気にはなれない。時間の細切れは、細切れだ。それに「勝ち組」「負け組」って、何さ?

時間と行動と頭脳の間には、実はそれぞれ隔離があって、常に同時に進行するわけではない。たとえばこのブログの中身は、寝床で本を読んでいるときに、ふっと思いつき、電車の中で話が段々ふくらんできた。今日は日曜日だけれど、会社のネットワーク内にアクセスしたかったので、会社にやってきた。家から、VPN を使ってアクセスしてもいいけど、家にいると誘惑が多すぎる。本だとか、本だとか、本だとか・・・。

最終的に今、このブログを書いているのだけれど、実は耳と目は、YouTube に向かっている。一応(一応ね)、ブラインドタッチが出来るので、会社のSun Ray でこのブログエディターを上げ、MacBook でYouTube を見ながらタイプを打っている。最終的に、このブログを書き上げるのには、発想から今まで、だいたい 8 時間以上ぐらい経っており、しかも場所は、家(寝床)、電車の中、会社の机と移動しながら、また、頭脳は、YouTube と会社の仕事とこのブログと、ばらばらに稼働している。

つまり、行動や思考が継続した流れの中での時間であるなら、細切れになっていてもその時間は生きているのだけれど、細切れになった時間を、ただ単にもったいないから、何かしようとする事はそんなに意味が有る様に思えない。

私は旅が好きで、たまにふらっと出かけるのだけれど、名所旧跡を訪ねるのが目的ではない。まあ、お寺とか神社には詣でたりするけれど。たぶん、旅に出ると、日常しなければならないあれこれをせず、ぼーっとできる時間が出来るからなんじゃないかな。そのぼーっとするときに、普段と違う風景を見ることは、とても贅沢なような気がする。

旅に出て、移動のために乗る電車、バス、飛行機。船はちょっと苦手だけど。乗っている間、PCを打っているだろうか。本を読んでいるだろうか。普通なら、移りゆく景色を眺めているだけだ。

人間には「空白の時間」も必要なんだ、と思う。空白の時間中も五感は働いているけれど、もしくは、研ぎ澄まされているかも知れないが、何もしない。なるべく考え事をせずに、時間の流れだけを追っていく。そんな時間を人生の随所に入れ込んで行けたら、うれしいかもしれない。

この時期、通勤電車の車窓から、梅の花が咲いているのが見える。ビジネス書を読むぐらいなら、梅の花を思った方が、よほど幸せだと思う。

 

ちなみに、先ほど見ていた YouTube はこれです。有名なので、見たことあるかも知れませんね。英語の速読の練習になりますよ。

とおる

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高橋徹

高橋徹

現在サン・マイクロシステムズにて、様々なミドルウェア・ソフトウェアの販売推進・ビジネス開発を担当しています。旅行、食べ歩き、読書が趣味。

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