代替案のある生活:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) 代替案のある生活

ITの技術や方向性考え方について別の選択肢を追求します

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以前、このオルタナティブ・ブログで、上達のマジックナンバー「1000」というのを書いた記憶がある。習い事など1000回続けると、大体、目鼻が立ってくる、というものだ。「石の上にも三年」というが、1年333日を3年間、同じ事を繰り返せば、上達する。英語を1000時間以上話す、魚を1000匹おろす、プログラムを1000本書く、などなど。

1000回繰り返せば、絶対に上達するという訳でもないが、ある種の目安として、「1000」という数字を念頭に置いておけば、慌てる事もなく、自分の位置もだいだい理解できる。1000回は、スタート地点に立つ、という意味で、1000回やれば完璧ということではない。

同じような、目安の数字としては、「250」というのがある。この250が当てはまるのは、ひとの限界のようなもの。たとえば、

  • 現在、一緒に仕事をしている人で、関わりを持っている人の上限
  • いま実行しようとしている活動項目の上限の数
  • 名前を覚えている人の数(思い出そうとせずにパッと言える人数)
  • 年賀状の枚数

いま一緒に仕事をしている人で、直接関わりを持てる限界が250名だと言っている。たとえば1000名の社員のいる会社の社長といえども、1000名全員から報告を受けている訳ではなく、ツリー構造になった組織の上の人とコミュニケーションを取り、間接的に下位の人とのコミュニケーションを行っているはずだ。さらには、パートナーやお客様でも、焦点になってくれる人と仕事をし、その人を介してその会社と関係を保っている。その総計が、社長も部長も、250名程度なのだ。

また、今現在、実行しなければならない項目の数の上限が250。多そうに見えるが、大きなプロジェクトを、詳細なアクション項目に分解していったり、メールの返送など、細かい項目の数を足していくと、そんな数になる。これも上限値なので、一日250項目以上活動項目がある場合、ちょっと多過ぎと考える事ができる。

年賀状は、私の場合は極端に少ないので、発言する権利などないが、思うに、250名を超える数の年賀状を出している場合、これって誰だったろう、と思う程度の人もいるはずだ。そういえば、中学校の時の同級生だ、とか、お仕事で一度お付き合いした人だ、といったレベルの人への枚数を抜いてみると、おそらく250枚程度になるのでは、ないだろうか。

とにかく、日々のアクションを取る時に、この250を覚えておけば、自分にはまだ余裕があるのか、無理し過ぎなのか、を経験則的に理解する事ができると思う。この1000とか250という数字は、私が本で読んだり、人と話してまとまって来た数字なので、人によっては違う数字になるかもしれない。1000と250は、実はIT的な感覚で、1024(イチマル、ニイヨン)と256(ニゴロ)なのだね。

とおる

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高橋徹

現在サン・マイクロシステムズにて、様々なミドルウェア・ソフトウェアの販売推進・ビジネス開発を担当しています。旅行、食べ歩き、読書が趣味。

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