代替案のある生活:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) 代替案のある生活

ITの技術や方向性考え方について別の選択肢を追求します

« 2008年1月9日

2008年1月11日の投稿

2008年1月13日 »

年末、親父の家で、親父とテレビを見ていたら、急に「こいつは大統領に、なれるのか?」と親父が指をさした。テレビにはオバマ氏が映っていて、私は「いや、大統領にはなれないと思う」と言った。 

アメリカ合衆国の歴代の大統領は、ひとりを除いて共通点がある。WASP (White Anglo-Saxon Protestant) である事だ。

  • 白人
  • アングロサクソン
  • プロテスタント

この3つの条件を満たさなかったのは、ケネディ大統領だ(ケネディはカトリックだった)。

白人であっても、アングロサクソン人でないがために、WASP以外だと驚かれた例としては、IBMのサム・パルミザーノがいる。IBM も合衆国東部のエスタブリッシュメント企業だったので、サム以前は、創始者トム・ワトソン Sr. からずっと、社長は全員 WASP だった。

さて、米国大統領選の候補者を見てみると、オバマ氏はケニア生まれの父親とカンザス州出身のスウェーデン系の母親の間に生まれた。ジュリアーニ元ニューヨーク市長はイタリア系。共和党のハッカビー氏、マケイン氏は WASP、民主党のヒラリー・クリントン氏も WASP。

ブッシュ大統領の、共和党にありがちな、戦争に注力しすぎて、合衆国国民の生活不安を招いた政策の後、民主党に振り子が傾くのは、いままでの大統領選の特徴だ。すると、民主党のオバマ氏とヒラリー・クリントン氏の可能性が大きくなる。オバマ氏は WASP ではない、とすると、ヒラリー・クリントン氏の大統領就任の可能性が大きくなってくる。

そこで、年末までは、ヒラリー、かなーっと思っていたのだが、最近、気になっているのが、米国保守派の女性蔑視だ。IT系にいると、シリコンバレーの人種・性別に関係のないアメリカ人とつきあっているが、米国の保守的な人たちは、想像以上に、女性は家を守るべき、と思っているのではないか。また、涙を流す大統領、というのは、黒人大統領以上に受け入れがたいのではないか。

とはいえ、いまのところ共和党になる可能性は低いと思われるので、ヒラリー大統領になる可能性が一番高いと思っている。

□■□■
と、まあ、きょうも軽いネタにしてみました。日に会議が2-3回、特に午後にあり、夜新年会だと重いブログねたは、集中できないので書けません。

上で行ったのは、推論のトレーニングで、別に合衆国大統領選が、私の人生を左右するとは思えない。こういった選挙や様々な事項について、自分で考えてみる、というのは、推論をするための良いトレーニングになる。自分の頭の中で、論理をまとめ、結論を出す。論理を形成するためのさまざまな事実(ここだとWASP)などは、普段から蓄積しておく。

いつもこんな推論ごっこを楽しんでいると、自分の事や仕事で、物事を考える時の為に役立つ。たとえば、この大統領選なら結果が出る訳で、結果と自分の推論との誤差を後から見直して、自分の推論パターンを修正してゆく事も可能だ。

【大胆不敵】2008 - 2011 IT 10大予想 というブログねたを書いているのだが(重いネタだし、証拠や論理性が重要になる)、こういった際の推論をする為に、常日頃から推論トレーニングをしていると、一歩深い推論ができるのではないか、と思う。

あっ。もし、ヒラリーが大統領になれず、オバマ氏が大統領になったら、私の推論の方法がどこかおかしい、ということになり、大胆不敵予想にも陰りが見えてしまうではないか!!

とおる

« 2008年1月9日

2008年1月11日の投稿

2008年1月13日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

高橋徹

高橋徹

現在サン・マイクロシステムズにて、様々なミドルウェア・ソフトウェアの販売推進・ビジネス開発を担当しています。旅行、食べ歩き、読書が趣味。

詳しいプロフィール

Special

- PR -
カレンダー
2011年3月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
daitaian
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ