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ITの技術や方向性考え方について別の選択肢を追求します

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浅井さんが昨日、「外資系ITベンダーの社長、なぜIBM出身者が人気?」というブログを書かれた。そこにもコメントを入れたのだが、言い足りない気がするので、このブログを投稿したい。まず、私だが、1981年日本アイ・ビー・エム入社で1999年まで在籍していた。

  • 日本オラクル・・・・・新宅正明さん
  • ファストサーチ&トランスファ・・・・・徳末哲一さん
  • 日本HP・・・・・小出伸一さん
  • ガートナー ジャパン・・・・・日高信彦さん
  • セールスフォース・ドットコム・・・・・宇陀栄次さん
  • SAPジャパン・・・・・八剱洋一郎さん
  • 日本シンビアン・・・・・久晴彦さん
  • アップル・・・・・山元賢治さん
  • アークコミュニケーションズ・・・・・大里真理子さん
  • シトリックス・システムズ・ジャパン・・・・・大古俊輔さん
  • サン・マイクロシステムズ・・・・・末次朝彦

まだたくさんいると思うが、IBM出身者で、外資系の代表取締役や社長をしている人たちだ(マリコさんとこは、外資じゃない)。ここでは、わたしが知っている人、かかわり合いのある人だけを記述した。

新宅さんは、弊社末次と同期である。私はOracle系の友人が(も?)多いので、飲み会でふっと新宅さんが隣にいることがある。徳末さんとは、徳末さんがIBMを退職された後に、ご厄介になっている。ダン&ブラッドストリート、PeopleSoft、そして最近もお付き合いをさせていただいている。

小出さんとは、同期だ。というか、小出さん、宇陀さん、オルタナティブ・ブロガーで、かつ、IT関連の知的財産やIT戦略における日本のリーダー役の栗原潔さんと、私は、日本アイ・ビー・エムの81年入社の同期なのだ。小出さんや栗原さんとは特に接点はなかった。小出さんは営業畑、宇陀さんと私は、野洲工場の同期だ。

日高さん、八剱さん、久さんとは、いっしょによく仕事をした仲だ。お3人とも、頭の回転の速い人だった覚えがある。山元さん(つい、やまげん、と呼んでしまうが)は83年入社で野洲工場情報開発部なので、私の後輩だ。外資特有なのか、先輩後輩の序列など適当なので、やまげんは私を「とーるちゃん」と呼んでいた。引っ越しを手伝ったり、いっしょに遊んだ記憶がある。仕事では、口論になるほど、真剣だったけれど。

大古さんは、私の上司だった。上司期間最長だったと思う。上司以上に、仲良くさせてもらった。まあ、今でもそのお付き合いは変わっていないが。私が大古さんの思考パターンをまねるようになり、当時の私のチームのひとりに対して、なんの打ち合わせもなく、まったく同じ事を同時に話してしまった事もある。

弊社末次は、私がサンに入社したときの私の上司だった。仕事でのいい加減さ、あいまいさが嫌いな人で、直属の部下にはとても厳しい。いい加減の固まりのような私は、末次の直属の時は、毎週のように怒られていた。

大里さんも、外資系ではないけれど、IBM出身の経営者ということで、書かせていただきました。

■■■
IBMはもちろん、わざわざ帝王学みたいな事を教えて退職させてくれるわけではない。では、上の人たちはなぜ、外資系の社長になったのだろうか。

まあ、どこの会社でもあるだろうが、IBMにも厳しいレビューがある。私が在籍中の頃は、営業ならウィークリーに売上を報告させられ、目標に達するまで、どうするのか、アクションプランを聞かれる。目標達成、100%達成はは当たり前だと考えられているので、落ち度があったり、達成が難しい場合はたいへんだ。昔、営業のトップクラスの方のレビューで、落ち度があった営業に「この窓から飛び降りて死んじまえ。ばかやろう。」と罵声が飛んだこともある(箱崎路事業所は、窓が開かない)。

上記の人たちは、そんな厳しいレビューを突破し、なおかつ、大きな業績を残した人たちばかりだ。だから想像するに、この人たちが退職し、新しい職につく時には、おそらくある種の「おごり」があったのではないか、と思う。そして、現実にぶつかる。挫折、失敗。そういった事も経験したのではないか。

そこで、その100%達成、コミットを守る気合いが発揮される。そして徐々に成功し、ついには大きな成果を達成し始める。そんな展開があったのでは、と思う。

なぜ外資系で成功しているかといえば、上記の人たちの多くが、米国本社機構と激しくやり取りをした経験があるからだろう。そして、米国本社の信頼を勝ち得るノウハウを持っていると思う。弊社末次は、その昔、Mr. OS/2 と呼ばれていた。米国本社が日本の要求を聞かなければ、乗り込んでいって談判する。日本独自の営業展開を推進する。そして、世界的に見ても大きな導入実績をあげていた。 

■■■
上記の会社は現在のところ、おおむね良好な経営内容だと思われる。3年後、5年後、この人たちの努力の結果がどのように開花しているのか、楽しみなところだ。ええ。おまえはどうなんだ、ですか?無茶言わないように。私なら社長になったとたん、3秒でその会社を潰してしまう才能がありそうです。

とおる

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高橋徹

現在サン・マイクロシステムズにて、様々なミドルウェア・ソフトウェアの販売推進・ビジネス開発を担当しています。旅行、食べ歩き、読書が趣味。

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