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ITの技術や方向性考え方について別の選択肢を追求します

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自分にとって良い上司というのは、その人自身の性格や、仕事に対する考え方、会社の状況などがあるので、必ずしも一概に決めることはできないでしょう。そこで、私個人にとって「良い上司像」というのを、まとめてみます。参考になるかどうか・・・。

私はいままで、直属の上司で、この人とは仕事は出来ない、と思ってしまうような人はいらっしゃいません。このブログが読まれているので、わざと書いているのではなく、本当に運が良かったのではないかなぁ。この上司たちに共通項は、こんな感じです。

  1. 基本的に、仕事の方針、内容、手段、他部門との調整は任せてくれる。
  2. あれをしろ、これをしろと仕事を細かく定義して、分担させない。
  3. 必要とあれば、仲間やスタッフを付けてくれる。
  4. 予算が苦しくなると、いつの間にか、なんとかしてくれる。
  5. 対外的な問題が発生したときに、味方になってくれる。

といったところか。1988年(歳がわかっちゃうな orz )に、IBMメインフレーム系のグラッフィックシステムとアプリケーション開発環境のプロダクト・マネージャだったころの、直属の上司とその上の本部長は、最高だったなあ。

グラフックスはイギリスのハーズレー研究所、アプリケーション開発環境では、研究が始まったばかりのワークフローシステムがウィーン研究所にあり、高度な日本語化を依頼し、実施計画を立てるために、出張しました。そのころ、IBMさんの出張は基本的にビジネスクラス。ヨーロッパ内は、なんとファーストクラスなのでした。ホテルも5つ星!!

普通に出張申請したらそうなってしまったのですが、出張が迫ったある日の夕方、私の直属の上司とその上の本部長から、ミーティングルームに呼ばれました。

「わっ、怒られるのかな」

と思いつつ、部屋に入ると

「ドア、閉めて」

と言われ、どうなることかと思ったら、おもむろに、ウィーンでは、こことここに行きなさいという、観光案内(主にレストランとかワイン倉など)を始めてくれて・・・。んん、Good Old Days!

仕事自体は、このお二人の影の支えもあり、開発研究所をゴリゴリ押して、成功し、両開発研究所に日本からエンジニアを派遣することができました。

このお二人には、頭があがりません。DB2を担当させていただいたり、MVS/ESA の発表のお手伝いをさせていただいたり、トップマネージメントに会わせていただいたり・・・。そのころの若造の私を、上手く支えていただきました。いまは連絡も途絶えがちとなり、何をなさっているか、わからないのですが・・・。

自分でスタッフを持つようになってからも、お手本にしているのは、このお二人です。スタッフによっては、方向性を示してあげたり、大体のやり方を教えてあげると、がんばるタイプ。放任がいいタイプ。まわりに溶け込めず孤立してしまうタイプなど、さまざまですが、私の個人的な信条としては、その人を尊敬して、良い点を見つけることなのだと思っています。

とおる

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高橋徹

高橋徹

現在サン・マイクロシステムズにて、様々なミドルウェア・ソフトウェアの販売推進・ビジネス開発を担当しています。旅行、食べ歩き、読書が趣味。

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