代替案のある生活:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) 代替案のある生活

ITの技術や方向性考え方について別の選択肢を追求します

« 2006年11月21日

2006年11月22日の投稿

2006年11月24日 »

外資系の会社でよく使うことばに、ヘッドカウント(Head Count, H/C, HCなど)という言葉があります。日本語に訳すと、「頭数?」でしょうか。「いまの当部門のヘッドカウントは30人だ。」とかの言い回しで使います。人事的に許されている、メンバーの数のことです。

最近、以前に比べると転職がある意味で、気楽に語られるようになってきました。昔は中途採用とか呼んでいましたね。終身雇用があたりまえだったころは、人生の途中で職場を変わるのが珍しいことでした。

いまはキャリアを伸ばすために転職する傾向にあり、転職する場合も、いったん大学に戻ってMBAを取るなど、自分の職暦のステップアップを考えている人も多いようです。いっぽう、今の職場環境がどうしても自分に合わないという理由で転職する人も少なからずいますね。でも、パワーハラスメントのようなものであれば、ちょっと考えたほうが良いかもしれません。以前はパワーハラスメントに対抗する手段がありませんでしたが、最近は徐々にですがパワーハラスメントに対する認識が出てきましたので、飛び出す前に考え、色々な人に相談したほうがいいと思います。だって、悔しいでしょう。

本気でキャリアを考えるなら、採用する側から見て、以下のような点を考え、行動すべきだと思います。私はIT企業にいますので、IT企業の採用という視点です。

1.自分はIT業界に対してどんな貢献をしてきたか
2.自分は今の会社に対してどんな貢献をしてきたか

いままでのキャリアを明確にします。次に、

1.自分の能力は現在このぐらいで、将来の見通しはどうか
2.採用してくれる会社にどんな貢献ができるか

いままでの結果は結果であり、同じことが今後できるかどうか将来を補償するものはなにもありません。採用する側はそんなことは分かっていますので、その人の気質、態度から能力を推測します。何年も採用にかかわってきた人は、経験からその人の重要性が肌で理解できると思います。 

そんな中で、最近、会社に入って2-3年で転職したがる人が増えてきたと聞いています。2-3年でIT業界にどれほどの貢献ができるかを考えれば、時期尚早と思いますがどうでしょうか。「私はこの市場を開拓し、この製品を売りました。」とか、「このプロジェクトをリーダとして遂行し、成功裏に終わりました。」とか明確な指標がなければ、採用する側も、その人のポテンシャルがどれほどあるのか、分からないでしょう。

しかし、頭数を揃えるのもピープルマネージメントのひとつなので、頭数として採用されるかもしれません。でも、どうせなら、あなたの名前で採用されたくはありませんか。だったら現状で、ものすごくがんばった方が良いように私には思えます。石の上には10年ぐらいいた方が良いというのが私の経験です。

とおる

« 2006年11月21日

2006年11月22日の投稿

2006年11月24日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

高橋徹

高橋徹

現在サン・マイクロシステムズにて、様々なミドルウェア・ソフトウェアの販売推進・ビジネス開発を担当しています。旅行、食べ歩き、読書が趣味。

詳しいプロフィール

Special

- PR -
カレンダー
2011年3月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
daitaian
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ