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2006年11月10日 » |
関東大震災規模の地震がまた関東に来る、といわれてすでに長い年月が流れています。御社のディザスター・リカバリー(災害復旧:DR)は万全ですか。最近のDRの話を聞いているとどうも技術論が多く、根本的な立案になっていないケースがあるように思えます。
20年ほどまえ、前職で情報システム部にいたころは、ディザスター・リカバリーの準備や訓練は当たり前のことでした。コンピュータリソースの2重化ということは、枝葉末節であり、重要なのは、天災の後、業務を継続するにはどうするか。それは、業務そのものの回復処理でもあります。たとえば、神戸の大震災の時、私の前の会社の社長さんは30秒後に震災の情報を得たそうです。当時の総理大臣より段違いに速く。そして、適切な指示をプロシジャーによって開始する。
それを「業務継続計画」というのだそうです。今後、JSOXを始め、ますますコンピュータに頼り、コンピュータなしでは業務が継続できなくなってきます。また、社会的な責任も重大です。たとえばシステムのミラーリングから入るのではなく、業務・サービスの継続という観点を重視しなければなりません。
天災の後、すぐに必要になるのは、実はお金のようです。神戸でもあったようですが、コンビニには食料があり、現金さえあれば買えるのに、ATMが止まっていたら現金がありません。神戸では、日銀の支店長が英断をされて、各銀行に現金を出したようですが、東京で地震がおこったらどうなるのでしょうか。
IT部はやることがうんざりするほど、山ほどありますが、このDRも忘れてはならないもののひとつです。天災は忘れた頃に(必ず)やってくるのです。
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