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ITの技術や方向性考え方について別の選択肢を追求します

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2006年10月2日の投稿

2006年10月3日 »

宣伝だぁ、と言われようが、どうしようが、何しろ我々にとって、とても、とてもうれしいニュースが米国から入ってきましたので、思わず投稿してしまいます。

サン・マイクロシステムズのあるソフトウェア製品が 2005 年度全世界のシェア#1になりました!!この製品は「Sun Java System Identity Manager」といい、この製品の「ユーザ・プロビジョニング」という機能は高く評価されています。ガートナー社の調査では、2005年度のユーザ・プロビジョニング製品の世界全体の売り上げのシェアのうち、20%を超えるシェアをサンが得て、シェア#1になったとのことです。

また、成長率を見ると、2004年から2005年の売り上げの伸びは、他社が18%以下なのに対し、サンだけが40%を越える伸びを示しています。しかも、2004年度もシェアがトップでしたので、ひとり突っ走っている、という感があります。

ガートナー社のレポートはこちら。11ページで$6,995.00ですが、高いと見るか、安いと見るかは読者次第です。

この「ユーザ・プロビジョニング」とは、情報をセキュリティ高く保護するにあたり、必要となってくる「アイデンティティ管理(ユーザ・アカウントの統合管理)」の中でも、特に重要な機能です。全社レベルで統合的にユーザ・アカウントを管理する際、その企業・組織において定義されているセキュリティ・ポリシーに従って、ユーザ・アカウントの作成・変更・削除を行います。

すでにSOX法を経験したアメリカ合衆国の例では、監査により発見された代表的なSOX法不適合のうち、約80%の問題がこのアイデンティティ管理の失敗にあるという報告も出ています。ですので、今後日本で展開されるJSOX法対応には、このアイデンティティ管理を成功裏に導入することが必要です。

サンの「ユーザ・プロビジョンニング」は、人事情報システムから送られてくる情報をもとに、セキュリティ・ポリシーに従ったユーザ・アカウントの作成・変更・削除を自動的に行ったり、必要な承認を得る機能を持っており、複雑な承認処理もワークフローにより管理・実行されます。

広範囲なERP製品やセキュリティ製品、メールサーバ製品、データベース、OSなどについては、定型のアダプターが作られており、すばやい対応が可能です。サンの製品の場合は、そういった既存のソフトウェアに対して、その環境にエージェントは置かず、Sun Java System Identity Manager自身がアダプターを使って認証作業を行います。また、メタディレクトリは使用せず、代わりにバーチャル・アイデンティティという機能でユーザ・アカウントを管理します。お客様事例はこちら(伊勢丹様伊藤忠テクノサイエンス(現伊藤忠テクノソリューションズ)様)。

上の私の記述を読んでも、なかなか理解しづらいと思います。まず、ユーザから見えるシステムの裏側の世界であり、お客様と専門家同士が十分に話し合って、さらに必要となる専門家をチームに加えて進めていく必要があります。コンサルティング、設計、開発、運用とそれぞれの局面で、専門家と協業することが成功の秘訣です。 

サンでは、そういった専門家を教育するプログラムも実施しています。また、アイデンティティ管理でサンのパートナーになりたい企業様には、広くパートナープログラムも実施しています。

一般のIT部門の方用の教育プログラムはこちらです。

いずれにせよ、サンのソフトウェアって、トップシェアを取っていても、なかなか自分たちで取り上げなかったりするので、思わず書いてしまいました。

最後にアイデンティティ管理の技術的な側面をブログで読みたい方は、工藤君のブログをご覧ください。ネオジェントという、アイデンティティ管理のおそらく世界一のコンサルティング会社をサンが買収した件も書かれています。

(工藤君もわたしも、同じチームでアイデンティティ管理製品や他のサンのミドルウェア製品に係わるビジネス開発をしているのでした。)

とおる

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高橋徹

高橋徹

現在サン・マイクロシステムズにて、様々なミドルウェア・ソフトウェアの販売推進・ビジネス開発を担当しています。旅行、食べ歩き、読書が趣味。

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