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<書評>苦手の克服と得意を伸ばすこと、どちらを優先しますか?

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先日読んでいた「クリエイティブ思考の邪魔リスト」(朝日新聞出版)。

昨今は、デザイン思考やらクリエイティブ思考やら○○思考というタイトルのものに出会う機会も多いのですが、いかに違うもの組み合わせて物事を解決していかないといけないのかと考えさえられます。

この書籍の中にあった「弱みは克服してはいけません」という箇所にもありました。学生の頃に優等生というのは、平均的になんでもできることが褒められ、一つのことだけ抜きんでていて他は苦手という子はあまり称賛されず、大人になったら後者の方が社会的影響力があったり、高い地位についていたりということがケースとして多かったりします。

平均的にできる=苦手なことをなくす

よりも、得意なことを突き詰め続ける方が実は重要ですが、なかなか気づきにくいですよね。弱みを強化していくことは、とても時間が掛かることであり、またそのスキルが1年後に必要とされるか?というとそうでもなかったりします。

例えば、メールの書き方が苦手といっても、ビジネスメールが1年後にも使われているかというと、無くなっている可能性もあります。

それであれば、強みを生かしたほうが何倍も有利に働きます。強みを生かすということに関して、「じゃあ、強みってなんだろう。」
と思われる方もいらっしゃるでしょう。それは、「プライベートで仕事外」のことをしてみると、きっと見つかるはずです。私はこれまで苦手なことを克服しようと、強みよりもそちらを優先してしまい、結局は使わなくなってしまったスキルというのものありました。

強み>弱みの法則がこの書籍を読んで、改めてどちらが優先か考え直しました。

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