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【書評】新しい企画出しをサボることを辞めました!

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どんな仕事でも時にはプライベートでも、新しいことを考え出す必要は日々あるでしょう。企画職だけではなく、営業でもエンジニアでも経営層でも必要なことです。ただ、実際には日常の業務に追われてしまい、ゆっくりと新しいことを考える時間はなかなか取れないかもしれません。しかしながら、現状維持は退行に繋がり、ヒットが出なくなってしまいます。

私自身も企画のアイデアは「時間を取って考えるもの。」「新しい企画は、既存の組み合わせという方法が一番」と考えてました。そして何よりも、新しいアイデアはデジタル情報に頼ってしまいがちです。これらを続けていくと、埋没企画が増加していく一方になってしまいます。現状を打破する方法としてオススメなのが、この「くぼたつ式」です。




こちらは、40年間企画業務で久保田達也氏が使っている思考方法の絵をまとめたもので、時間がなく、アイデアが生まれにくいという現状を容易に打破できる方法をすることができました。
私の気づきはこのようなものがありましたので、ご参考まで。


・心理的な解放:

企画においてはとかく虚栄心を持ち、周りを驚かせてやろうと考えてしまいがちです。ただ、手段にこだわらず何でも利用して何とかしようと思うとすっといい答えがでてきます。優れた映画やドラマ化した漫画を考えてみると、自分の周辺すべてを利用していることもありますし、まずは身近なところから何があるかを考えてみようと思います。


・時間:

どんなに忙しくても空想する時間を削らないことです。業務時間はとかく顧客対応や目の前の業務に追われがちです。隙間時間である通勤電車内は、空想の時間としてみてはいかがでしょうか。混雑した電車の中ではスマホで顧客へのメールを返信することも一苦労ですよね。思い切って通勤電車などの隙間時間で業務をせず、空想・想像時間にしてみます。


・ひらめき:

仕事が忙しいと、どうしても専念してしまいます。でもそこでは新しい企画は生まれにくい状況になります。提供先の対象がどうであれ、最終的には人が決めますので、人は何を楽しんでいるか?どんな生活スタイルがあるか?何を喜びとするかを知らないと良い企画は出てきません。音楽鑑賞・映画鑑賞や一泊国内旅行であれば、気の向いたタイミングでも、仕事の合間にでも行くことができますね。こういった音楽・映画鑑賞なども仕事の一環としてスケジューリングをしておこうと思いました。
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