オルタナティブ・ブログ > Internet is like a box of chocolate. >

IT×教育のイノベーションをメインテーマに情報をお送りします!時おりWebマーケティングネタもUP!

自己の強みと弱み キャリアの築き方

»

最近は、購入した本がどれも良書で充実した読書ライフが続いています。

いくつかありますが、その中でも「ハーバード・ビジネス・レビュー」
がすごく印象的な内容が盛りだくさんでした。

ハーバード・ビジネス・レビューBEST10論文―世界の経営者が愛読する

アマゾンでも私が購入したタイミングでは入荷待ちになっていたので、
かなり人気なのかも、、

この本は、ハーバードビジネスレビューの中でも珠玉の論文10本を編集部が選定
したものです。読み応えありました!

特に今回ご紹介したいのが、

「自己探求の時代」
ピーター・F・ドラッカー

自己の強みは何なのかというところから入っています。

ほとんどの人は、自己の強みを知ったところで意味がなかった。
地位も職業も決まっており、農民の子は農民に、職人の子は職人になっていた。

現在でも、家業を継いだり元々両親の希望で職業が子供の頃から決まっていたり、
一芸に秀でた人はそこを追及していったり。

自己の強みや興味を探求して、何ができて何をやりたいかは
選択の自由ができたからこそ必要性ができたわけで、
本当はそれが元々人にとって必要なものではなかった訳です。

教育業界で勤務をしていたときに、よく生徒さんからもらっていた相談は大きく2点。

「将来、数学や英語など勉強して何の役に立つのか」
「やりたいことがまだわからない」

>将来、数学や英語など勉強して何の役に立つのか

これは思いっきり将来必要な勉強だと考えてます。
※様々意見があると思いますが、、、

概念としてですが、正直塾や学校のみの時間で完璧になることはなく、
自己でいかにスケジュールを立てて、ポイントを絞って対処できるか、
自己の強み弱みを分析して、立ち向かえるかという訓練になります。

これ、社会に出てから身に着けるのには唯一と言っていい位遅すぎるのです。

つまりは、自己分析と管理の訓練です。

目の前にあることで成果を出す訓練であり、それで成果を出すことで
成長が思いっきりできるわけです。

強化としては、分野に関わらず学生のうちに勉強しておくと
どの分野でも社会で役に立ちます。

英語や国語、数学はイメージがつきやすいと思いますが、
私が苦手だった教科の歴史についてもしっかり勉強しておけば良かったなと。
歴史は繰り返すといいますが、政治は歴史を元に成り立っています。
社会に出て、歴史の話がでて盛り上がれないとその場が凍りつくという。

英語も歴史も数学もいわゆるゼネラリストとして勤めていくのであれば、
高校までの知識をしっかり習得できていれば、その周辺のことが起こっても対処できることが大半です。
※※業務の知識は別として。

ビジネス英会話も高校までの英単語が基本になっています。
学生のときにしっかり勉強しておいた方が、断然お得です。
基本を見直しする時間が省けるの!

>やりたいことがまだわからない
これもよく相談を受けていたことでした。
正直、中学生・高校生でやりたいことが確定している人は一部。
やりたいことというよりも、先述したすでに職業が何かしらの理由で決まっている人がメインだと思います。

会社員がどんな仕事をしているかは、見る機会というのがないわけであって。

やりたいことが見つかる方法としては、幅広く色々な人に接して話を聞く・本を読んでまずは
どんな職業があるのかを知るのが先だと思います。

社会人になって知った職業や会社の方が当然ながら多いわけです。

それを知って、自己分析をして対応できるのか・現状何かしら足りない場合は、
その知識を磨いていくことになります。

自己の強みが分からないややりたいことがわからないは、実は現代のみの特有の悩みです。

職業が選択できるこのチャンス!生かしていきましょう!

Comment(0)