住むところで年収は変わるのか?イノベーションを起こすには?
お盆休み以来の3連休ですが、1ヶ月前からの体調不良が悪化してきてしまい、
この2日間は、通院と自宅療養で過ごしていました。
(普段元気なので、体調を崩すと健康の大事さを本当に痛感します!!)
そのため、読もうと思って買ったままになっていた本を読もうと
いくつか選定。何だかんだと充実した読書ライフが過ごせました!
今Web業界で話題の「現場のプロが教えるWebディレクションの最新常識 知らないと困るWebデザインの新ルール2」
を読み直したり、(Web業界であれば、必見の書です!)
「年収は住むところで決まる」
を読んだりと。
この本は、読もうと思って買ったままになっておりましたが、、、
非常に面白い本です。都市経済学の分野は前々から学びたかったのと、本自体が非常に良書!
内容としては、アメリカの各都市をデータを元に解説しています。
それが、仕事や学歴、生活水準、移住などなど。
例えば、アメリカ人は、住む町を良く変える国民。
移住に積極的なことで、アメリカに反映をもたらしている。
教育水準の高いほうが、移住に積極的なのは専門職の労働市場が全国規模で形成されているものの、肉体労働や非専門職の労働市場が概して地域単位で形成されているからです。
また、本の中では「イノベーション」という言葉が出てきます。
経済学者ポール・クルーグマンは、「国を貧しくする要因は、不況、歯止めなきインフレ、内戦などさまざまだが、国を豊かにできる要因は生産性の向上だけだ」と言っています。
過去200年のデータを見ると、アメリカの国民一人当たりの所得の伸びは、
労働生産性の伸びと密接に連動している。
とのこと。
生産性を上げるには、、と実は日頃の業務でも課題だったりしてます。
仕事に使える時間は限りがあるものの、果たして機械的反復作業ではないタスクを
何をどう生産性を上げれば良いのかと考えてしまいます。
生産性というのは、労働者が一定の時間に生産できる製品の数量が
増やせるかということで、生産性が上がったという話になりますが、
過程をいかに短縮できるかというのは、イノベーションの進歩で
かなり進んでしまっているように感じており。
とは言え、豊かになるには、新しいアイデアやテクノロジー、
新しい製品をまだまだ生み出していけるかにかかっていますね。
都市経済学の分野に興味を持った一冊でした。