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長年相場を見続けてきた現役の情報部長が相場について語ります。

もっと材料が長続きするといいのですけど・・・。

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 米国株は堅調となったのですが、目先的な過熱感が強いことや週末と言うこともあり、上値の重い展開となりました。週末に注目されるイベントを控えていることや中東情勢が不安定なこと、また、米国市場も3連休となることなどから、出遅れ感が強い銘柄などを買い戻す動きはあるのですが、積極的に買いは入らず冴えない展開となりました。今週に入ってから既に買戻しがかなり見られたことで、買戻し一巡感が出ているものもあり、買われる銘柄も限定的となり、指数も小動きとなりました。

 先物の昼休み撤廃の影響なども注目されましたが、1週間が過ぎたところでは特筆するような変化は見られませんでした。昼の間に上海市場が開いているとか香港市場が・・・、というような意見も見られましたが、今の先物市場の参加者は特に周りを気にしながら方向感を持って売買をすると言うよりは、目先の値動きの変化で売り買いをする向きが多いことから、一旦動きが出るまでは誰も動かないということなのでしょう。

 取引時間に関わらず、株式市場もそうした傾向にあり、材料云々というのは後から取ってつけたようなものが多いと思います。もちろん、決算発表などの材料に反応するものも多いのですがかつてのバブルの時代、あるいはその前の時代のように「○○関連銘柄」というとそうした「テーマ」が長続きしてある程度海のものか山のものかわかるようになって始めて、テーマを取り沙汰する相場が終わるということが多かったのではないかと思います。

 本日のニュースでも「油田発見」だとか「がん治療薬の製造・販売権取得」と言うニュースよりも、「自社株買い」と言うような目先の需給要因に反応することが多く、「夢」を買う動きが少ないような気がします。もちろんいろいろな投資家や投機家がいるわけで、反応もまちまちなはずですが、本来の株式投資と言う「夢」を買う投資家にメリットのあるような施策も望まれます。高速売買も良いのですが、もっと長い目で見た方向感を買う動きが出ても良いと思います。

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