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長年相場を見続けてきた現役の情報部長が相場について語ります。

現場で何が起こっているんだ!?

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 米国株もまちまちとなったように日本市場も方向感のない展開となりました。朝方は芳しくない機械受注統計を受け、3連休前の手仕舞い売りやオプションSQ(特別清算指数)算出に絡む売りもあり軟調な始まりとなりました。それでも売り急ぐ動きも限られれ底堅く、底堅さが確認されると買戻しを急ぐ動きも見られて今度は堅調となる場面もありました。ただ、3連休を控えた週末ということで、積極的に買い上がる動きもなく、持高調整の買戻しも入って底堅いながらも上値の重い方向感のない展開となりました。

 個別に決算に反応しているようで決算とは関係のないところでの動きとなっていたようです。好決算を発表して大きく買われた後の3連休を控えた週末にもかかわらずトヨタ(7203)は連日の大幅高、昨日の引け後に予想を上回る決算を発表した日産(7201)が売られるなどちぐはぐな動きとなっていました。こうしたちぐはぐな動きとなっていると言うことは目先の材料や方向感で売り買いされているというよりは目先の需給要因だけでの動きなのだと思います。

 日柄を考えて見ても、3連休を控えていると言うこと、3月末の決算のファンドの「45日ルール」の日柄、連休明けから先物取引のシステムと取引時間が変更になること、日銀金融政策決定会合前ということで、これまで買っていたものを売り、売っていたものを買い戻すような動きが出ているのだと思います。最近では時々、そうした目先の需給要因だけで株価が右往左往することも多く、一過性と考えられるのですがあまり目先的な動きに左右されないように「何が起こっているのか」しっかりと把握しておくことは大切だと思います。

 単なる持高調整の売りが出ているだけのであれば、「何が変わった」ということでもないのですから大きく下落となるような場面では買い向かえば良いのでしょうし、買戻しがあって大きく買われるというところでは逆に自分の持ち高を調整するチャンスと言うことになるのだと思います。市場で何が起こっているのかをしっかりと正確に把握しておけば、次に何が起こるのかある程度予測することが出来、自分が何をしなければならないのかが分かるということにつながると思います。何かをしようとし手材料を探すよりも、何をすれば良いのかしっかりと市場の動きを探ることも大切なのだと思います。

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