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長年相場を見続けてきた現役の情報部長が相場について語ります。

アノマリーは本当にアノマリーかの検証が必要

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 年末とは逆に円高一服となったことや海外での株式相場や商品相場が堅調となったことなどから買い先行となりました。年末のヘッジ売りの買戻しもあって堅調な展開となりました。為替がじりじりと円安方向に振れたこともあり、上げ幅を広げるなど、今年の景気回復、株高を期待するかのように割安感が強い銘柄や値動きの良い銘柄を物色する展開となり大幅高となりました。年初の「大発会」はこれまでも高いことが多かったことから、買い先行となった後も目先筋の買いも続いたものと思います。

 「大納会」は大幅下落となりましたが、「大発会は大幅高となりました。半日立会いでなくなってしまったことで、単なる4連休の前だから売られ、海外株高を受けた4連休明けだから買戻しが入ったと言う面もあるものと思います。また、例年1月は新年ということで、新たな資金流入を期待する買いや景気回復過程では「今年こそは・・・」と期待する買いも入り易く、高くなることが多いので、買い先行となった後も堅調となったものと思います。

 年末・年始だけではないですが、「アノマリー(特異性)」が指摘されることも多々あり、「アノマリー投資」などと言うものも見られるのですが、実際には単純な天候の「晴れの特異日」にも理由があるように、いくら「アノマリー」といっても、高いことが多いならば多いなりの理由、「天井」や「大底」となることが多い、というのであれば、それなりの理由があってころ「アノマリー」となるのだと思います。例えば、単純に「昨年も高かったから」と言うことなどは「たまたま」ということも多く、「アノマリー」とはいえないと思います。

 年始の株高は統計上の問題だけではなく、海外市場が開いていて日本市場が休場となることで、年末のヘッジ売りの買戻しなどが見られること、年末でいったん手仕舞い、資金的な余裕があることが多いので、堅調となることが多いのです。同じように、「チャート分析」などでも「チャート」の形ばかりを覚えようとすることが多いのですが、「何故、こうしたチャートは下がることが多いのか」などをしっかりと考えることが肝要だと思います。「アノマリー」なども使い方をしっかりと覚えることが大切なことだと思います。

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